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#8早稲田大学を卒業して新卒入社した会社を半年で辞めた人の話:マスコミで事務職契約社員

結婚して引っ越ししたため、自宅近くで仕事を探した投稿者決まった職場はどんなとこ?


見つけた求人はマスコミの事務職

求人サイトを漁っていた所、自宅近くで大手マスコミの一般事務の求人を見つけた。
時給は相変わらず低いが、職場までは徒歩15分!
気になる雇用形態は、「紹介予定派遣」というものだった。

紹介予定派遣って?

紹介予定派遣とはざっくりいうと、いずれ派遣先の直接雇用となることを前提に派遣される、という雇用形態である。
この職場の場合は2ヶ月の派遣勤務のち、双方の合意があれば派遣先の直接雇用の契約社員として勤務できるということだった。

派遣先との面接

いずれ紹介先の直雇用が前提になるということで、派遣会社同席のもと、派遣先とのきちんとした面接的なものがあった。
就活以来の面接だったので緊張したが、派遣先の担当の方はめっちゃいい人そうだった。
(勤め始めてから判明したが、この時面接担当した部長は「人が良すぎる」ところがある人だった)

面接はなんとか突破し、無事採用が決まった!

仕事内容はほぼ電話対応

新しい職場での仕事内容の大部分を占めていたのは、一般のお客さんからの電話対応だった。
この事務所はとにかくお客さんからの電話が多い。
全体で30名ほどの事務所だったのだが、電話回線は6回線あり、投稿者のような事務員6人がかりで電話対応をしてもそれでも対応しきれないくらい電話がかかってくることもあった。
その大量の電話に応対し、応対内容を専用システムに入力する業務が8割、あと2割がその他庶務のお手伝い、という感じだった。

電話対応は疲れる

どの職場でもお客さんからの電話対応というのは疲れるものであるが、この職場の電話の内容は特に疲れた。

入ってくる電話の半数くらいがクレームだったからだ。

まあ想像しやすいと思うが、マスコミというのは「とにかく何か物申してやりたい」 という人を大量に生む業界だ。

投稿者の事務所にも、単純に会社に対する文句から、報道姿勢への文句から、「俺だったらこうする」をただひたすら話す人等など色々かかってきて、その相手をするのはまあまあ疲れた。

メンタルはまあまあ持っていかれるが、営業よりマシ

あまりにクレーム電話が多いので、1ヶ月経たずに辞めてしまう人も多いとのことだったが、自分から行動を起こさなきゃいけない営業と違って、かかってきたものに対応すればよかったので、投稿者はまあ耐えたれた。

職場の環境も良好

残業もほぼなく、休みも取りやすく、職場の人間関係も良好だったので働きやすかった。
大手マスコミなだけあって、事務員の人員も余裕があり、備品やらなにやらも潤沢にあって不便はなかった。

2ヶ月の派遣期間終了のち、契約社員に

無事に2ヶ月間の派遣期間を終了し、派遣先からも了承いただいたため、無事に直雇用の契約社員となれた。
契約社員とはいえ、大手マスコミの直雇用である。
今後のキャリアアップを考えると良い条件をゲットできた。

結論:まあまあいい職場だった

クレーム対応と給与の低さを除いたら、かなりいい職場だった。
結果としてこの仕事は1年続いた。

1年って短くね?と思うかもしれないが、この職場で長く勤めることは絶対に不可能だった。

〈つづく〉

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