オンライン・オフライン

 9月から子供のオンライン授業が始まった。事前にアンケートがあり、①給食なしの登校 ②給食ありの登校 ③自宅にてオンライン授業  を各家庭が選ぶ。知り合いの家族が意外にもオンライン授業が多かったのと、まぁ面白そうだということでうちも③を選ぶ。

 結果、うち含めてクラスの3分の1がオンラインという結果。他聞くと半分くらいのクラスも。

 アプリはグーグルミート。こちらからのマイクは消す。なにか意見があれば挙手のボタンを押して、当てられたらマイクをオンにして発言。

 自分のテレワーク最中にとなりの部屋からガンガン先生の声が聞こえるし、母親は子供に横からちゃんとしなさいとか口を出すし、何かとにぎやか(集中できん!)。

 でも公開授業参観みたいで、普段の授業風景がダイレクトにわかるし、そういう意味では面白い。「夏休み何した?」のスピーチで旅行に行っただの、ディズニーランド行っただの、みんなでパーティーしただの・・。いや結構みんな楽しんでるのね。

 コロナ禍が変わらなければオンラインも進んで、常態化していくのか。学校でパソコン購入しちゃってるからね。使わない手はないよね。どうなるのかなぁ。と思ったら来週からは教育委員会の通達で基本全員登校、オンライン配信もやるけど双方向ではやらず、配信しない時間帯もある、とな。なんじゃそりゃ。オンラインやる人に圧倒的不利な条件。子供から家族へ感染するという状況でこれかい。国の考えることはよくわからん。「少しでも体調不良が認められる場合は、自宅での休養をお願いします」とあるが、デルタ株は元気な時に伝染るのよ。ハイブリッドでできる環境なら、オンラインも対面も対等に扱う道を模索すべきでは・・・。

 確かにオンラインに抵抗のある人はいまだに多数派だ。自分の仕事でも取引先はあまりリモート機能使いたがらないし、日本全体でもあまりリモートは浸透してない感じがする。大体要件は電話とメールで済んじゃうし、初対面の挨拶はこちらから出向いて行くのが礼儀という日本の文化は根強く残っている。

 まぁオンライン授業受けたけどやっぱりみんなに会いたい、というので登校に切り替えたという子もいるし、リアルな付き合いも大事。だけどうちのガキンチョみたいにオンラインが楽だからこのままでいいという奴もいるし人それぞれで。いじめられている子なんかは行きたくないだろうし。

 多様性を重んじる絶好のチャンスだと思うんだけどなぁ。

 ライブだって、配信も楽しいし、リアルも楽しい。まぁリアルの方が楽しいけど・・。リアルなライブしながら配信する人もいる。

 ハルジョオン・ヒメジョオン。まちがえたオンライン・オフライン。共生できると思うんだよなぁ・・。


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