音楽だけに救いを求めるか。

モヤモヤしてますな。オリンピックは終わったけど、まだ熱冷めやらぬ(もしくはまだ冷めぬぞ)といった感じでバラエティーではオリンピック選手がテレビ画面を賑わしている。ちょっとチャンネルを変えればコロナのニュース。異常気象のニュースも後を絶たない。SNSユーザーは常に足下を見ているからちょっと浮かれたことも書けないね。オリンピックを楽しむまではいいのかも。これ以上の楽しみはご法度だ。旅行に行ったなんておおっぴらには言えない。ワクチン受けてないなんて聞かれなければ言わないね。コロナについての自分の意見もぎくしゃくするかもしれないから言わない。会社の飲み?できれば避けたいけど先輩に社内飲み誘われたら断れないね。なんだろ、このモヤモヤ。やりたいこと、言いたいことが発散できる場所が限定的になってきましたな。

そんな中、音楽は自由と信じたい。極論を言えば、歌詞の中なら何を言っても許される、と僕は思っている。日本人よ、歌を作れ。詩を作れ。独身時代、会社の先輩からパワハラを受け、客からクレームを毎日受けていた時、一人で部屋で詩を書いて自分を慰めた。これは大事。自殺を考える前にまず紙と鉛筆を用意してとにかく詩にしてほしい、と思う。詩じゃなくてもいい、思ったことをとにかく紙に書きまくる。憎悪や中傷が過ぎたと思ったら、丸めて捨ててしまえばいい。

ある程度まとまった詩ができたら、曲をつけてほしい。安いギターを買って、CとGとFを組み合わせれば、歌なんか簡単に作れる。FがおさえられなかったらGとDとCでいい。

あぁ君のそんな歌が聞きたいです。上手いにこだわる人がどれだけ多いことか。上手い歌なんて求めてないのです。

平安時代は日本人全員がシンガーソングライターだったという。

今はそうなるべき時代ではないだろうか。なんだこの自殺者の数。おかしいだろ?ライブハウスはシェルターだと、僕は思っている。今、日本人に一番必要な場所だ。へなちょこ、一歩踏み出せよ。

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