障害年金(精神疾患)申請の結果と所感

お気持ち

無事に障害厚生年金の二級を受給できる事になりました。
審査に3ヶ月以上かかると聞いていたので結果が分かるのは年末年始の前後くらいになると思っていましたが、予想よりも早くて非常に助かりました。

社労士なしの自力申請、認定日時に短時間ながらアルバイトをしていたこと、インターネット上にある申請例と比して病歴が浅い、うつ病かつ入院歴なし…などなど不安な点も多い中で良い等級で受給できたのは嬉しい誤算でした。

お金の問題をかなり減らすことが出来たため、幾分体調優先で生活出来るようになる為、無理せず療養をしていきたいと考えてます。

所感

さて、今回の障害年金申請について情報収集、手続きの準備をしていく中で感じたことは「客観的な情報の少なさ」と「受給可否の予測性の著しい低さ」です。

申請に通過した方が公開している情報のほとんどが極めて主観的(自分がどれだけ大変だったか等)なもので、参考になりにくいものがほとんどでした。

社労士に相談した経験者の方や、社労士の方がブログ形式で実例を交えて説明してくれているサイトは幾分役に立ちましたが、社労士もあくまでビジネスです。
本来ならば受給のチャンスはあるのに受給に際して少しでも失敗の可能性がある場合、請け負う事を拒否してしまうケースを多々見受けました。
プロに不可能と言われてしまえば素人ならばそれで諦めてしまいます。
この点で、ある意味社労士にコンタクトを取るのもリスクのある行為だと思いました。
(僕もこの点を鑑みて自力申請にシフトしました。)

無事に受給し、情報を発信している方は自身の症状を過剰にアピールし、社労士の方の出す情報は誰がやっても確実に失敗しないであろう例がほとんどです。これでは結局「入院経験があるほどの重症で、無職で、病歴10年以上で複数の病気や障害を抱えていなければ不可能」などと思い込んでしまい、極端に申請の心理的ハードルが上がる事になります。

また、反対にフルタイムの正社員で働いていたが体調を崩し、休職中に障害年金を受給し、その後元気に復職していくような、比較的障害の程度の軽い、言葉を選ばずに言えば「ズルい」人もいます。
(個人的な感情で言えば社会から隔絶されず、帰る場所もある絶望の度合いが低い人が受給していて、追い詰められた方が不支給というのは理不尽極まりないと思います)

さて、このような一見して矛盾を孕んだ情報が溢れている事実は受給可能予測の難しさに繋がります。

どのような要素が年金審査において受給の目安になるか、逆にどのような要素が不該当に繋がるか、非常に理解しにくいことは大変な問題だと感じます。

また、例えこれらの要素が判明したとしても、医師の診断書の項目一つで左右されてしまうのも大きな不安要因です。

「年金の出し渋り」と批判されるのも当たり前です。

このような障害年金の申請にかかる問題について、自身で申請する上で収集した情報と経験から、年金をこれから申請しようとする方に向けて僕なりの攻略法的なまとめ記事を書きたいと思います。
大いに僕の主観と憶測を含みますが、根拠を持って主張するので少しは役に立つかと思います。

良かったら見てね。

サポートは生活費に充てたいと思います。