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Play of color.

手書きのお仕事を通して私が想像した
紙の上に広がる『 心の物語の景色 』のお話です。

ガラス棒を使った塗りや多色使いは
個人的にいつかやってみたいと思っていたテーマ。
たくさんの色の広がりと線で作る
いろんな要素を入れて仕上げました。

オパールのように、
内側にある
光の色の豊かさを楽しむようなイメージです。

動画はこちら。

じっくりと眺めてみたことがある方は
ご存知であろう、オパールのあの虹色。

「希望」の宝石ことばや
「心眼」のメッセージを持つとされていて
サンスクリット語の「宝の石」が語源であるといわれたそう。
ラテン語でオパルス( Opalus )と呼ばれていたローマ時代には
愛と希望の宝石と讃えたという話もあります。

空にあるはずの虹が
オパールの粒の中で色彩豊かに広がるような美しい光景に
嬉しさや喜びを感じるのは、今も昔も同じのようです。

オパールの持つ、虹色のような光のゆらめきは
「遊色効果（ゆうしょくこうか）」と呼ばれます。
オパールを構成する粒子のサイズの違いが、
光が当たった時に色彩の違いとして
虹のようにあらわれるのだそう。

もちろん自然がつくるものだから、個体差もあって
虹色の出方もひとつずつ違います。

「遊色効果」は英語で「 Play of color 」といいます。
言い得て妙、
虹色を見せてくれる光の効果そのものが
色で遊ぶ、この心を表してくれています。

そんな風に、今の自分だから使いたい
惹かれる色たちに光をあてながら仕上げました。

ガラス棒で塗るのは、ペン先で書く文字や線よりも
色が広がりやすいです。面積が広い分、濃淡がランダムに仕上がりました。
一枚の中にたくさん色を使ってみるのが
新鮮で楽しかったです。

「どの色にしようか」と迷う気持ちは選べる喜びでもあります。
ひとつひとつの色に魅力があるからこそ
心に光をあてながら
これからもたくさんの色を楽しめますように。

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"The scenery of the story of the heart"
that spreads on the paper that I imagined through my handwriting work.

This is a work that I personally wanted to try someday.
I finished it with various elements made from many color spreads and lines.

Like opal, it is an image of enjoying the richness of the color of the light inside.
The rainbow-colored shimmer of light that opal has is called the " Play of color ( Iridescent effect )”. The effect of light that shows the rainbow color itself expresses this heart of playing with colors.
In that way, I finished it while shining light on the colors that I want to use because I am now.
It is also a joy to choose the feeling of wondering which color to use.
I hope that you can continue to enjoy many colors while shining light on your heart because each color is attractive.

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使ったもの

用紙：
SAKAEテクニカルペーパー
iroful /イロフル A4サイズ

https://www.sakaetp.co.jp/paperpaper/iroful.html

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・iroful / イロフル の動画にてカリグラフィーを担当しました。
動画はこちら
https://youtu.be/4mpFJSAaemw

取り組んだお仕事の詳細はこちら
↓↓↓
WORKS

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