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子育てで1番大変ななのは、親が1人で2役やらなきゃいけない時

今日は初めての保育参観で、2歳児クラスの様子を見てきました。

制作をしている時間は、どの子も集中して取り組んでいました。4つのテーブルを3人の先生がついて子ども達のサポートをしていました。


制作が終わると自由遊びの時間です。ここからが先生達の大変そうな時間帯でした。エプロンをつけてお人形のお世話んしたいと考えるAちゃん。身につけようと思ってエプロンに手を伸ばしますが、Bちゃんが先に取ってしまいました。

Aちゃんは欲しくて大泣きです。そこに先生が入って来ました。「順番でやろうね。先に持っているBちゃんからだよ」
Aちゃんは納得がいかず、5分ぐらい泣いていました。


別の先生が声をかけ、ハグをしてしばらくすると、気持ちを切り替えていました。Aちゃんはお人形にハンドタオルをかけて、お昼寝をさせてあげて遊び出しました。



お友達との関わり方を伝える人と気持ちの切り替えをサポートする人と2人の先生が役割分担をしていましたね。



自宅だと夫婦で出来れば良いのですが、1人で2役をしないといけない時が出てきます。親が2役をするにも気持ちの切り替えが必要です。ここが一番大変なところ。
怒るとその感情を落ち着かせるのに時間がかかります。ですが、2〜3分で気持ちを切り替えて、お子さんの感情に寄り添ってあげないと、子どもは気持ちの切り替えが出来ずにずっと泣いています。


ではどうするのがいいか。


怒らないで注意をする。感情を切り替えることは、大人でも大変です。
だから、後輩を教育するときと同じように対応します。

仕事で後輩には怒っていますか?
怒らずに良くなかったことを注意していませんか?

同じようにやれば良いのです。それでは、言うことを聞いてくれないと思うかもしれません。

気持ちに寄り添った言葉を伝えつつ、やらなきゃいけないことをやると、スッと気持ちを切り替えて次の行動に移りますよ。

次男の場合。「出発するよ!」と伝えると「保育園行かないの!!」と毎朝出発する時間になると言い出します。「なんで嫌なの?」と聞く(抱っこしながら玄関へ移動)「ミッキー見たいの😫」と泣きながら教えてくれます。「そっかぁ。ミッキー見たかったんだ。」と言いつつ私は手を動かして靴下を履かせます。「ゔん」と言って泣いています。「いやだったね」とさらに伝えハグをします。すると、気持ちを切り替えて靴を履いてくれます。

最近は毎朝同じやりとりをしています。これを繰り返していくと、いつのまにかこのやりとりが無くなっていますよ。


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