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【4】自由を愛する彼との出会い

恋愛依存まっしぐらの私が出会った
自由を愛する彼。

▼出会いまでの話は、前回の記事をどうぞ

彼はとても魅力的でした。自立していて、恋愛は人生の楽しみの一つ、趣味があって、カッコよくて。私と真逆で1人を楽しんで生きている人でした。

彼に会った時、直感的に「私もこうなりたい」と思ったのです。

恋愛に振り回されず、自分の人生を自分で生きる。
そんな風になりたいと思ったのはこの時が初めてでした。

ここから、自由を愛する彼と私の毎日が始まるわけですが、彼を好きになればなるほど、「自分の恋愛体質が醜く見える」という事に直面しました。

彼を束縛したり、彼を居場所にしようとすると、彼が逃げていく。(ように感じる)そして、そんな自分を責めて自己否定する。

彼との出会いにより、自己肯定感が今まで以上に下がっていくのを感じました。そして、彼が逃げていくたびに、他の恋愛で埋めようという思考がムクムクと湧いてくる。でもそんな自分は嫌い。そんな風に苦しい思考の中で過ごす毎日を過ごしていました。

「恋愛でしか居場所をつくれないなんて、私はなんて醜い生き物なの。これじゃ、いつまで経っても大切な人を愛することができない。」

今から思うと「恋愛依存をする自分」を認識したのはこの時だったと実感します。

こうして、自己否定をバネに、心理学・カウンセリング・仏教・瞑想・ヨガ・宇宙・・・自分に役立ちそうなものを片っ端から試すようになりました。

■現在の私

そして、修行道を歩んだ私の現在というと、色々な経験を経て、自分を大切にすることの大切さを学び、自分軸が確立できるようになると、今まで大嫌いだった「恋愛依存の自分」もOKだと思えるようになったのです。

思春期の私は、家にも学校にもどこにも居場所がなく生きづらい思いをしていました。死を考えたことも何度もありました。そんな私が、まず「彼氏=恋愛」を通して居場所を見つました。

もし、あの時「恋愛」をしていなかったら、私は今ここにいないかもしれません。あのころの私はボロボロになりながら「恋愛」を支えに精一杯頑張ってきたのです。

そんな私が、ある日「もう恋愛じゃない方法で自分を埋める方法を知りたい」という願望を持つようになり、彼と出会い本気で自分と向き合う日々を過ごすことになりました。

そして現在、居場所は自分の中にあったという答えにたどり着いたのです。すべては必要なタイミングに必要な事が起こり、私は変容していったのだなと今となっては思います。

今でも、恋愛にのめり込んだり悩んだりする毎日ですが、その事自体もすべてOKだと思えるようになりました。

■恋愛依存体質もすべてOK

少し前までは、「恋愛依存を脱するための方法」をテーマに執筆することを考えていましたが、恋愛すること、人に依存することは悪い事ではないのだから、捨てたり、脱したりする必要はないかと思うようになりました。

本来、世の中のすべての物事には、「良い」も「悪い」もないのです。

恋愛依存をしていた自分を「悪い」とみなし、苦しめていたのは自分。
恋愛も依存も必要があって宇宙が与えてくれた体験です。
これを「無理に脱する」ということ自体に違和感を感じるようになりました。

恋愛は素敵な体験。
依存も愛の一つの形。

恋愛依存しちゃう程、大好きな人と出会ったのだから、そのこと自体を否定せず、自分も彼も幸せに大切にするために、「恋愛依存体質と上手くお付き合いしていけばいいじゃない。」そんな風に思考が変わっていきました。

依存しちゃうあなたも
束縛しちゃうあなたも
彼が好きすぎるあなたも
好きすぎて苦しいあなたも

すべてオールOKです。

無理に追い出すのではなく、そんな自分も「人間らしいね」と肯定してあげえることで、仲良く付き合えるようになります。これから一緒に、そんな自分と向き合っていきましょう。

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「私だけじゃなかった!」「私の彼も宇宙人だった!」
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