本日の学び(9/11)
テーマ「OODA(ウーダ)ループ」
最近は、PDCAとはまた別のメソッド(OODAループ)が注目をされ始めています。OODAループは現在、さまざまなジャンルで成果を出しています。
またアメリカのビジネススクールでも教えられているメソッドでもあります。
本日は、PDCAとの比較などを交えながら、OODAループについて学びました。
・OODAループは、軍事の研究家であったジョン・ボイド(John Boyd)さんが
考案されたことから、最初(1970年代)のアメリカ空軍戦術が発祥となります。
・「OODA」の読み方は、ジョン・ボイドさん自らが「ウーダ」に決めたとされて
います。
・OODAループは、先の読めない状況で成果を出すための意思決定方法になります。
・OODAループとは、観察(Observe)、状況判断、方向づけ(Orient)、意思決定(Decide)、実行、行動(Act)を意味します。
・OODAループを、分かりやすくすると、「観察する」「判断する」「決定する」
「行動する」というサイクルになります。
・PDCAとOODAループの違いは以下の通りとなります。
・「PDCAは品質改善」「OODAは意思決定」が目的になります。
・PDCAが「自分の計画」から始まるのに対し、OODAループは「相手の観察」から
始まるところです。
※PDCAは計画から始まるので準備が必要となり、現場での臨機応変さに欠けると
いうデメリットがあります。対してOODAは現場(相手の観察)が起点となって
いるので、柔軟に対応できます。
・OODAループはスピード感がある判断や対応を行えますが、思い付きで行動しやすい
計画策定時には向かないなどデメリットな点もあります。
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