見出し画像

"残念です"という言葉の使い方

ミュージシャンや映画俳優
作家やタレント
スポーツ選手。
いずれであれ、自分が長年憧れたり
ファンであった人物が、
非道とも言える事件の加害者になってしまった場合(背景にもよるが)、
それはもう擁護(気持ち的にも)する余地も無いし、
真相を明らかにして、潔く罪を償って欲しいと望むばかりだ。

ダウンタウン松本さん。
デビューした頃から好きで、
当時友人の通う大学の学祭に来ると聞いて
見に行ったほどだ(ネタは5分程)。

出演番組は大抵見たし、
本も買って読んだ。
ビデオも映画も見た。

でもいつからか、彼がこの国の文化的背景や社会問題を語るのを見て、

「あらら・・・」

となったのをきっかけに、徐々にテレビの彼を追わなくなった。
その後も、ムキムキの肉体改造行ったり(人の勝手だ)
大阪万博アンバサダーになったり、
自分的には理解不能な行動も増えていっていた。

"キッツイおっさん"や"権力者"を鼻で笑いネタにして、
ぼくらを笑わせてくれていたと思っていたが、
気づいたら彼がその"キッツイおっさん"の先頭を歩いてたわけだ。
裁判はこれからで、まだ何もかもが決まったわけでは無いが、
むかしいっぱい笑った一ファンからすれば、

"とても残念"のひと言。

SNSでよく見る"残念です"って言葉の使い方は
好きじゃないけれど、ここで今の気持ちを探すと、
それしか見当たらなかったのだ。
それはむかしの敬意があったからだと思う。

この先どうなるのか。
気になるところではある。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?