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自閉症とティーン

私の専門はプリスクール&低学年なのですが、今年初めてティーンのクラスに入っています。比較的多くのサポートを必要とする自閉症児(児童というより大人に近いか・・)が集まるクラスです。

今日、学校で他の先生と話していてなるほどと思ったとこ。
多くの保護者が「子どもが突然言うことを聞かなくなった」「発達が後退している」と、薬を変えてみたり色々と試行錯誤する時期があるそうです。それがだいたい15歳くらいなんだそう。それを聞いて「あ〜なるほど」と思ったのですが、その悩みが出てきたら「おめでとうございます」かもしれません。順調に発達していて、反抗期に突入かと。

私の可愛かった息子(今でもカワイイけど)もあまり言うことを聞きません。15歳です。発達障害があると意識がそっちに持っていかれるのですが、よくよく考えるとただのティーンの反抗期だったりする。私のもう一人の息子が発達障害があり数年前にその道を通ってきましたが、かなりマイルドな反抗期でその方がちょっと心配でした。もっと反抗してくれてOKなのにと心の隅で思ってたな。

NOと意思表示できるのは素晴らしいことで、セルフアドボカシーの一歩でもあります。もちろんNOの伝え方が「相手を噛む」では問題があるので他の方法でNOを意思表示をする必要がありますが、その子らしくなくNOと意思表示をされて困惑したならば、おめでとうございます、それは発達の後退ではなく単にティーンの反抗期かもしれません!パーティ・タイムだ!


セルフアドボカシーは近頃のアツいテーマです。


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