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上手くいっている人よりも失敗している人から学ぶべし。


こんにちは、しょうです。


「上手くいっている人」から学ぶよりも「失敗している人から学ぶべし」という話をしていきたいと思います。


元々僕は、ノウハウコレクターで、色んな情報を漁りまくっていました。


その中で、失敗の事例って上手くいくパターンよりも共通点が多いよな?、ということに気づいて、

失敗パターンを事前に知って、それを避ければいいのでは?、と思うようになりました。


僕は、あらかじめそれを知ることで、ここまで大きな失敗はありませんでした。(小さな失敗はたくさんありましたが。)


警察官時代で学校に入っていた時は、夜にクラスのみんなが集まって、

今日、教官に怒られたことを共有して、それをやらないように気をつけよう!ということをしていました。


これもある意味、情報なわけです。


僕は「知ること」が大事だと思っています。


たしかに、「使えなければ意味がない」と思う方もいるかもしれませんが、使える前に、そもそも知らなければ意味がないわけです。


だからこそ、勉強する・学ぶ・知識を取りにいく・定着されるというのは、いつまでもやらないといけないなーと思います。



実際、月5万円しか稼げない時で、

億単位に稼ぐ人たちがほとんどいる懇親会に行っていましたし、

情報だけで50万もするものも「本当に大丈夫だろうか…」と迷いながらも買っていきました。


しかし、それが1ヶ月後、6ヶ月後、1年後に大きく役に立つことだってありました。


戦争で日本がアメリカに負けた原因は、日本の情報を盗めるようになったからと言われています。


世界二次大戦で、イギリスがドイツを破ったのも、イギリスがドイツの暗号を解読できたからです。


(引用:イミテーション・ゲーム)


スポーツの世界でも情報戦が繰り広がれています。



という理由かも、ビジネスでも人生でも「情報を取りにいくのは大事」と思うようになりました。


それもあり、僕のノウハウコレクター癖(情報収集癖)になったのです。


当然、行動することも大事ですが、何も考えないで行動するよりも戦略を立てながら行動する方が断然効率的だし、最終的に楽だと僕は思っています。


その理由からも(2回目)以前の僕は、上手くいっている人の本やYouTubeをよく見ていました。


・〇〇をやるべし
・成功がする特徴◯選
・俺はこうやって成功した



こういった類のタイトルにはすぐに飛びついていたんです。



しかし、色んな情報を集めるほど、

「みんな言っていることが違う」
「何が正解なんだ?」
「結局、どうすれば成功するの?」

と混乱していました。



選択肢が多いと「まとめてくれ!」と迷ってしまうわけです。


僕は、損をしたくないという性格なので、飲食店のメニューが多すぎると、メニュー表をガン見してどれにしよう…と5分間くらい動かなくなります。



なので、うちのお店はこれだけ頼めばいい!!と、ドカーンとした看板メニューがあると助かちゃうわけです。


あとは、旅行によく行くのですが、「どこがいいですか?」と聞くと、

これもいい
あれもいい
ここもいい
あれもいい

なんて言われると、「結局、どこがいいんだ?」と迷ってしまう。


特に、誰かと一緒に出掛けると、「あなたに任せます」と相手に合わせます。


なるべく、責任を取りたくない
なるべく、考えたくない
なるべく、選んでほしい
なるべく、迷いたくない
なるべく、損をしたくない

という面倒くさい性格なのです。


だからこそ、

・自信を持って言ってくれる人
・「これだけやればいい」と断定してくれる人
・複雑にせずに、シンプルにしてくれる人
・1つに選択肢を絞ってくれる人

という人が好きです。


というか、僕に限らず万人にとって好まれやすい性格ではないでしょうか。


これは人に教えるときにも通じることだな〜と思います。


とりあえず、これやって、あれやって、ここをこうやって、こうしましょうと言われると、混乱して結局定着しません。


最初は、シンプルにこれだけやれと言ったほうがいいです。


これだけやればいいから、と言われる側は、迷わないし、100%そこに集中できます。


僕が文章を学んでいた時は、きれいな言い回しなんてどうでもいいから、この要素だけ覚えろ!と教えられたので、

他人の文章を見る時でも、教えられた要素があるのか、を意識してみていました。



こんな感じで、シンプルにして選択肢を絞ってあげるの大事。



SNSや本に載っている「上手くいく方法」というのは、選択肢が多い(人によって言っていることが変わる)ので、迷ってしまいます。


それに、よく調べると、

・たまたま運がよかった
・元々、学歴が高くて優秀だった
・親が経営者で小さい頃からビジネスの知識を叩き込まされていた
・スキルや人脈があった
・スポーツで全国上位になるほど努力できる性格

という背景があったり、「これはあなただからできたのは?」と思うこともあるわけです。


だから、表面だけで判断して、その背景を知らないまま、

「俺も同じようにやれば成功できるんちゃいますか!?」

と突っ込んでしまうと、思っていたのと違うということになります。


つまり、上手くいくパターンというのは、その人が持っている

・素質
・性格
・キャリア
・実績
・思考

などといった変数が多いということです。


例えば、美女にインスタのコツを聞いたら、

「自撮りを加工して毎日投稿するだけ」

って言われたら、「いや、無理、美女しかできん」ってなると思います。


あとは、割と綺麗な人がライブ配信をやっていて、

「ライブいいよー、ファンの人やさしいよー」

というアドバイスをもらって、真似したら、

「ブスじゃね?」と叩かれて、即ファンが激減して収入も一気に下がった

という話を聞きました。


悲しすぎる。ってか、辛い。



あとは、「センスを磨け」って言葉だけで終わる人。


こういう抽象的なことしか言わない人って、たくさんいます。


いや、センスって何?
それを言語化して、論理的に説明してほしい。


自分にセンスがあるの?
センスって、後天的に鍛えられるの?
特別な条件って必要なの?
そもそも、センスって何?
センスの定義を教えてほしい。となります。



他にも、

「何で、お前が上手くいかないのか分からない」
「俺はこの方法で上手くいったからお前もできると思った」
「こんなにできない人は始めて見た」
「何でだと思う?」

と言う人。


いや、それが分からないからお金を払ってまでお願いをしているのに、、、


これらは、知人が体験したことらしいです。



自分の基準で判断して、共感能力がない人といると辛くなります。



あるワンマン経営者は、「人手がほしい」と、人を雇ってみると

「使えない」
「世の中なんでこんなに使えない人が多いのか」

と共感能力がないばかりに、8人ほど辞めています。


人が辞めて離れてしまうことには、明確な理由があるはずです。


これって、せっかく人手がほしいと思っているのに、本末転倒だなーと思います。



これを見ていると、「成果を出すこと」と「人に教えること」は違うんだなーと感じました。


かじえりってyoutuberがいるんだけど、このチャンネルは、芸能人に似せたメイクをするってことで人気。


すげーメイクの技術が高いです。


すっぴんを晒して、可愛くなる様を見せているから「自分でもできるんじゃないか!?」と希望を持たせて、モチベーションが上がる。


そして、おもろい。指導者として。



あとは、背中で語ってくれる人。


自分はやらないのに、「これをやれ!」と無謀なことを言われると、「お前これできるの?」とその人に不信感を与えてしまう。


「俺は新しい挑戦をガンガンやっているけど、お前はどうなの?」って言われているような気がするし、何よりも言い訳ができない。


つまり、人に教えるには、技術が必要ってことです。



なので、「誰に教わるか」でどの方向に進むのかが変わってくるかと思います。


例えば、

・月100万円を稼いでいるけど、毎日が忙しくて時間がない
・月100万円を稼いでいるけど、時間的にも全然余裕がある

では、大きく違います。


どちら良いのか悪いのかという話ではなく、お金というのは、ただの手段・ツールなので、本当に目指すべきは、お金が手に入ったその先です。


その先を見越して、その方向に進むかどうか。


知人では、お世話になった人に「組織に入ってほしい」と言われて、お世話になったから引き受けたと言っていましたが、

単価が低くて、その分、たくさん働かされる。


だから、自分が本当にやりたいことができない。
でも、その組織から抜けることができない。


と言っている人もいました。



これも本人が望んでいない失敗パターンなわけです。


僕は、これらの事例を早い段階で聞いていたので、「じゃ、これの逆のことをやろう」と思いました。


失敗パターンの事例を学ぶの大事。



先日、ある人からブランディングということについて、話を聞かせていただいたことがあります。


最初は、「ブランディングって何?」「そんなに大事なの?」「そんなの関係なくない?」と思っていました。


正しくは、分からないことには拒否反応が出るんですね。


極力、頭を使うのから逃げたいわけです。


しかし、それでは、成長も何もありません。



いくら考えても、知らないものはアイディアは出てこないし、知識がないと僕がやっている文章だってYouTube台本だって書けないわけです。


だから、拒否反応が出ていましたが、それをグッと我慢して話を聞くことにしました。



ブランディングというのは、簡単にいうと「他人からどう思われたいか」というものです。


このブランディングが上手いと、

・GUCCI
・エルメス
・ルイビィトン

と高級ブランドになるそうです。



つまり、素材が他のブランドと同じなのに、そこに高級ブランドのマークが付くだけで値段が全然違くなります。


Appleも同様です。


パソコンとかスペックがwindowと変わらないのに、ついMacBookを買ってしまいます。



明らかに高いのに、ですよ。


Appleの製品だったら高いお金を払っても買いたい!と思うわけです。


これもブランディング戦略になります。


でも、これを知らないままやってしまうと、「安いお金を払ってもここから買いたくない状態」となるわけです。


なぜ、大学や高校で公演をするのか?
なぜ、実績をたくさん載せるのか?
なぜ、有名人との写真をあえてSNS上に載せるのか?


これもブランディング戦略だそうです。


でも、そういう知識を知らないで

・SNS上で批判的な投稿が多い
・数字ばかりを求めてしまって、反応することばかりをやってしまう
・バズマーケということで、炎上になることをやってしまう

とブランディングが崩壊してしまう。


と、いうように、これも情報なわけで、失敗例なわけです。



短期目線ではなく、長期目線ということで、YouTubeの登録者数や再生回数が多いのに、広告をあえて貼らないという人がいました。


その人は、アドセンスを貼ってしまうと、他社にタイムシュアが取らてしまうからやらない。

せっかく自分の動画を見てくれたのに、他の人のところに行ってしまうのはもったいない。

だから貼っていない。その方が最終的に得だから。と言っていました。



この人は、正しい知識を持っているから短期的な利益を捨てて、長期的な利益を取ることができるのです。


情報を得て、正しく理解することで、時間の無駄がとても少なくなります。


時間というのはとても貴重です。


僕も気づいたら28歳です。


つい、この前が18歳だったのがもう10年経っています。


つまり、自分が思っている以上にボッーと生きていると時間だけがなくなってしまいます。


変わりたければ、今までと違うことをしないといけない。


人生をドカン。と変える時って、
弱みにきちんと向き合って、傷つくことを覚悟した時だと思うんです。


僕は、話すことが苦手でしたが、「俺は文章を書くほうが得意だから話さなくても影響はない」と現実から目をそむけてしました。


でも、それでは変わらないと思って、友人や知人に「セミナーの練習するから付き合ってほしい」と送りました。


やばい、、、怪しいと思われているよな。
てか、何か勧誘されるって警戒してるよな。
怖い。



でも、「いいよー」と普通に言ってくれて、練習相手になってくれました。


正直、恥ずかしいし、下手なところって見せたくないわけです。


それでも、一歩踏み出したおかげで変わることができました。


今でも変わりたいという気持ちは大きいので、傷つくことを覚悟の上で挑戦しています。


つい3日前だってありましたし、今日もありました。


その繰り返しということ。


話を戻すと、情報不足で失敗するパターンっていくらでもあります。


例えば、先日、インドに行ってきたのですが、

インドでは声を掛けてくる人を信用してはいけない。ということをある人に教えてくれました。


観光客を狙って、親切にしたお礼に、高い金額を要求するらしいです。


これを知らなかった一緒に行ったけど、別行動した先輩経営者は「優しい人」と思い込んで、声を掛けてきたインド人のことを信用してしまいます。


その結果、最後に高い金額を要求されたそうです。




前職時代では、頑張って長い時間を掛けて仕事をしていた人がいました。


あえて、複雑にしたり、何が大事なのが分からないから「とりあえず、全部完璧にやろう」としていました。


時間を掛けてやれば、良いものができるだろう、と思い込んでいたわけです。


その人は、8時間かけてやっていました。



一方、同じ仕事でも違う先輩は2時間で終えていました。


1時間で戦略を練って、もう1時間でバァァァーとその戦略に沿って一気に作業。


しかも、結果は、2時間で終えた先輩の方が良いわけです。


正直、調べもせずにガムシャラに8時間掛けてやった人の下には付きたくないなーと思います。



当然のように行動することは大事で、ガムシャラにやらなきゃいけない時はあります。


それでも、同じガムシャラに行動するとしても、

・何も考えないでやる
・しっかり知識を入れて戦略を考えてやる

では、天と地ほど違います。


冒頭でも言ったように、

考えるのは辛く苦しいものがありますが、

最終的には、頭を使った方が楽です。


これも間違った方法になります。


だから、僕は、何も知識がないよりもノウハウコレクターの方がいいです。


実際、意見を求められることが多いですし、実践可能な知識しか言わないので、僕自ら実行することも多いです。


その成果として、高い報酬がもらえます。


それでも、満足してもらえるんです。


つまり、情報というのはそれほど重要なことということ。


ということで、上手くいっている人よりも失敗している人から学ぶべし。でした。

















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