嫌いな先輩が憧れに変わった
前職で、嫌いな先輩がいました。
嫌いというか苦手というか。
イケイケどんどんで、勢いで行動していく。
許容度も広くて、何でもやる。
田舎育ちの安定思考だった僕は、そんな破天荒な先輩が苦手でした。
昨日は、元同僚の結婚式でその先輩と久しぶりに会いました。
相変わらず、破天荒で、結婚式が始まる前にはビールを飲まされまくって、ベロンベロンに。
さらに、結婚式の最中では、日本酒をこれまでかと飲まされて、さらにベロンベロン。
これが警察官だと思い出した。
その状態で、初めての撮影をやってみましたが、めちゃくちゃな出来だし、
東京で開催されていたセミナーには、なぜか入れなかったし、
夜行バスは乗り遅れるし、昨日は散々な日でした。
ショックで東京駅付近のホテルに泊まっていたら、朝の7時に先輩から電話が。
先輩「おう。昨日はお疲れ。もう山形着いた?」
僕「いや。それが夜行バスに乗り遅れて、東京駅の近くで泊まっています」
先輩「ダッセーw ってことは、いま東京駅の近くにいるってこと」
僕「そうです」
先輩「じゃ、これから東京駅で飲もうぜ!いまから行く。」
僕「え⁉これからですか⁉」
先輩「おう。じゃ!」
っていうか、先輩が住んでいる千葉市から東京駅まで1時間30分ほどかかるし、まだ午前中だし、仕事あるんだけど。と思いながら、9時に交流。
朝からにんにくの入っているギットギトの大盛りラーメンを食べながらハイボールを何杯か。
この先輩、本当に破天荒だと感じた。
「先輩、経営者になったら絶対上手くいきますよ」と言ったら
「俺はこの仕事が好きなの。この仕事でしかできないことだってあるんだから。ほら、犯人を逮捕するとか、捜査するとか。俺はこれが合っている」
たしかに、仕事好きで優秀。
おまけにプライベートも充実している。
この人は有言実行で、やると決めたことは絶対にやるし、
何でも勢いでやるのに、知識があって、しっかり戦略を組める。
行動しながら、考えて、最終的は帳尻を合わせる。
だから、この人と一緒にいると、「この人なら大丈夫だろう」と上手くいくイメージしかなかった。
そして、この人のせいで、安定思考だった僕の価値観が変わってしまった。
スキル・知識・人脈がまったくない状態で前職を辞めて、
ライティングを武器にして、組織やコミュニティに属さずに個人でお金を稼いでいる。
少なくとも2年前の僕には考えられなかった。
触れる情報や関わる人によって、考え方や行動が変わっていくんだなと。
だから、触れる情報は大事にしないといけないと感じた。
「こんなことできない。もっと慎重にいこう」という人と一緒になると、失敗はしないけど行動力が下がるし、
「最終的にうまくいけばいいっしょー!」という人と一緒にいると、最初は上手くいかないけど、良い意味で楽観的になって行動していく。
使う言葉も気をつけないといけない。
「無理」
「できない」
「上手くいかない」
といった言葉を使うと、その方向に引っ張られてしまって、正当化させる理由を一生懸命考えてしまう。
逆に、
「やれる」
「できる」
「上手くいく」
といった言葉を使うと、その方向に引っ張れられるので、できる情報を一生懸命探す。
専門用語で、カラーパス効果やRASというらしい。
この先輩を見ていると、このことを証明している。
そして、この先輩といると、刺激的で楽しい。
「俺もこの人みたいになりたいなー」と憧れを抱いたから、
1人でやっていこうと思ったのかもしれないと今日感じた。
少しは近づけたかなー、、、
いや、まだまだ遠い。
別れ間際に、
「東海林、頑張れよー!!応援してっから!」
もうやるしかない。
その言葉に、どれほど勇気をもらえたか。
言葉の力って、本当にすごい。
人を前向きにもするし、勇気を与えるし、
行動させるし、良い方向にも導かせることができる。
自分にも他人にも。
だから、言葉についてもっともっと知りたいと思った。
たった1つの武器であるライティングを極めたいと思った。
….と少し酔っ払ったので、息抜きにアウトプットしました。
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