見出し画像

【1日を24時間以上にする時間濃度論】

僕は作業をしていても、気づくとYouTubeを見たり、本を見たり、掃除したり関係ないことをやってしまいます。

特に、頭を使うものについては、現実逃避をしてしまいます。
だから、「あれ!?この1時間って何してたっけ?」となるんです。
そして、1日が経つと、「今日って、何が進んだ?何が成長した?」と時間が光の速度で過ぎてしまいます。

高校卒業したすぐに、警察学校に打ち込まれました。
警察学校では、
・携帯没収
・坊主
・団体行動
・5分刻みのスケジュール
・1ヶ月の外出禁止
・10分に1回は教官から怒鳴られる
などといった、高校で甘えていた僕にとってはすごい環境でした。

でも、1日がとても濃かった。
布団に入ると、「今日もめっちゃきつかった〜」と仲間と言い合いながら、いつの間にか寝ている。
そして、6時になると急いで布団を畳んで、着替えて、朝礼のために点呼場にダッシュで行き、1日が始まる。
その時って、とにかく「成長したい!」「負けたくない!」って、目の前のことに集中していました。
「この先どうなるのかな〜」「このままでいいのかな〜」「何もやる気がしない」といった、1日後とか1ヶ月後とか1年後とか、未来に対する不安や恐怖なんて考えられませんでした。

とにかく、教官から言われたとんでもない任務を「どうやったら達成できるか」に向けて動いていました。
そこには、「こんなことやっていいのかな?」とか「こんな僕でもできるかな?」とか「できなかったら恥ずかしい」といった感情はないです。
とにかく「どうやったら達成できるか」
その一択でした。
そうすることで、自然とそれに必要な情報を受け取ることができて(カラーパス効果)、自分のキャパシティも大きくなります(コンフォートゾーン)。
そして、1秒1秒の時間濃度も高くなる。

それが最近の僕には足りなかったなと感じました。
最近では、10分ごとにアラームを設置して、「この10分間はどんなことをやっていたのか」を思い出すようにしています。
そうすることにより、小刻みに振り返りができる。
いまは定着してしまった良くない生活習慣を整えています。

僕は、まだまだ未熟者で、ヒヨコみたいな存在。
でも、少しずつ視える世界も変わってきました。
だから、もっともっと成長したいし、もっともっと自分殻を破りたい。
そのために、1日を24時間以上の体感にして、警察学校時代のような濃い1日を過ごしていきたいと感じた今日の1日でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?