ある記事を読んでいたら、「成長」と「発達」について書かれていたものがありました。

「発達」とは、精神の成長。

思想とか思考が深いこと。

例えば、赤ちゃんのような自己中ではなく、
・相手のことを考えられる
・社会のために動けること
・エネルギーが高いこと
のような状態が、発達が洗練されているらしいです。

一方、「成長」とは、できないことができること。

例えば、
・自分の力でお金を稼げるようになる
・痩せている状態から筋トレをして、ムキムキの身体になれる
・新たなスキルを身に付けられるようになる
など、できる幅が広がると成長していくということ。

大事なことは、この両輪が大事ということらしいです。

「発達ばかりが上がって、成長がない状態」だと、
・なんか胡散臭い
・この人の言っていることに違和感がある
・スピリチュアル系にハマる
という状態になります。

話をしていて、「この人、言っていることは良いこと言っているんだけど、なんか違和感があるな〜」という人がこの現象らしいです。

つまり、意識高いタイプだけれども、実力が伴っていない。

僕は、21歳くらいの時に、1ヶ月くらいマルチに勧誘されて、グループに参加したことがあります。（ただ見ているだけでしたが）

最初は、「めっちゃ良いこと言っているな〜」という感じでしたが、徐々になんか違和感を感じたんですね。

その違和感が気持ち悪くて、静かにスゥ～と離れていきました。

当時は、その違和感を言語化できませんでしたが、この記事を読んで「そういうことか！」と腑に落ちました。

つまり、そのグループに人たちは「成長を無視して発達しすぎた状態」だったわけです。
（当時、21歳だったので、本当にそれだったのかは定かではありませんが。）

しかし、これも理想に向けて、その方向に向けて行動していれば良いんじゃないかなーと。

一方、「成長ばかりで発達をしていない人」というと、自己中心的な考えになってしまいます。

部活でいう、一匹狼みたいな感じ。

実力はかなりあるけど、チームを見下して1人でやっている状態。

前職や現在進行形で、色んな人たちと関わってきて、仕事はできるけど「とにかく俺の言うとおりにやればいいんだよ。どうせお前らは使えねーんだから。」といった威張っている人たちを何人も見てきました。

当然、人は離れていったり、大事な時に助けてくれなかったりとしていました。

実は、僕も前職では、「人がどんどん離れていった」という経験をたくさんしました。

その時の心情は、今でも覚えています。

そういう痛い経験をしたからこそ、相手のことをしっかり考えよう、そのために自分の考え方を変えないといけない、と思うようになりました。

だから、この記事を見た時に、あの当時のことを思い出して心が痛くなりました。笑

なので、「発達」と「成長」をバランス良く鍛えること。

「なんかこの人の言っていること普通のこと言っているのに、説得力があって深いんだよなー」と思う人は、この状態なんだなと感じました。

たまたまYouTubeを見ていたら、AKIOBLOGというチャンネルに出会いました。

最初は、元気で勢いがある人なんだなーと思ったら、自分の信念や価値観をしっかり持っていて、本を大量に読んでいて知識もある。

世界を回ったり、筋トレをして大会に出たり、副業で100万円を稼いだり、起業をして大きな会社にしたりと、まさに有言実行でした。

素直にすげー！と感じたんですね。

そして、1つ1つの言葉に重みがあって、説得力があります。

「発達」と「成長」の記事を読んで、この人だ！と真っ先に思い浮かびました。

じゃ、僕に足りないのは？と考えたら、すぐにやらなきゃ！と怖くなりました。

この記事に出会って本当に良かったです。

この世界には、まだまだ知らないことだからです。

できないこともたくさんあります。

そして、知らないことを知った瞬間やできなかったことができた瞬間が、めっちゃ興奮します。

それを僕は求めているんだなーと感じた「発達と成長」の記事でした。