ティンクルnorikoのJAZZの名盤

ティンクルnorikoのJAZZの名盤

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ボサノバの名盤「JAZZサンバ」

サックスのスタンゲッツとギターのチャーリーバードが共演し、このアルバムの大ヒットで、ボサノバというジャンルが出来たと言ってもいいぐらいに、当時センセーショナルを起こしたアルバムです。 アルトサックのスタンゲッツとギターのチャーリーバードが有名になったのですが、特にチャーリーバードは、クラッシックギターの名手でアメリカ国務省の文化大使として南米に行った際に、ボサノバと巡り合い、このアルバムの大ヒット後は、ボサノバのギターの名手として、有名になったということです。 「鷲島のサン

    • ジャズメッセンジャーズ

      JAZZのビパップ時期の有名なアルバムと言えば、これでしょう❣️ジャズメッセンジャーのアルバム「the jazz messengers」 メンバーは、ドラムのアートブレーキー、ピアノのホレスシルバー、トランペットはドナルドバードに、サックスはハンクモグレイとスター選手揃いで、 また、サウンドに勢いのあり、聴くとパワフルな演奏で元気になるアルバムです その中より「ニカスドリーム」は、JAZZをこよなく愛したパトロンでもあった「パロニカ・ロスチャイルド」婦人にピアノのホレスシ

      • ダイアナクラール「THE look of Love」

        「LOVE Letter」 アレンジがロマンチックな気分そのままに楽しめます こんな風な曲を聞きながら、ゆったりとステキな人とディナーとワインって いいなぁ〜と想像させてくれますよ 「The Look of Love」 2001年発売のアルバムは、このアルバムのジャケ買いの男の人も多いんじゃないか?と思える美脚を披露していますが、あのバークリー音楽院で小曽根真と同級生であり、ピアノ弾き語りが主で、また、そのピアノもすごく上手い! なので、大学卒業後、レイ・ブラウンなどに認め

        • ソニースティット「NOW」

          1950年〜60年代に活躍されていたアルトサックス奏者のソニースティットの1960年に作られたアルバム「NOW」 明るい、とにかく明るいサウンドです。 軽快なサウンドとのびやかで且つ明るく、程よいテクニックのジャズが楽しめます。 「サーフィン」 この曲は、スティット自身が作曲した曲でもあり、1960年代に流行ったビーパップ(今も流行っている小さなコンボ)のお手本といった感じの明るく、またスティットのテクニックも炸裂しています 作曲もするスティットですが、父は音楽教師、母

        ボサノバの名盤「JAZZサンバ」

          スタンゲッツ「ゲッツ・オー・ゴー・ゴー」

          ボサノバで有名になったサックス奏者スタンゲッツの「ゲッツ・オー・ゴー・ゴー」です ボサノバのアルバムとしでも有名です けだるい感じがピッタリのアルバム! セクシーに歌うボサ・ノヴァの女王アストラッド・ジルベルトの歌声がなんとも、好き 1984年8月にニューヨークのカフェ「オー、ゴー、ゴー」で収録されました 「コンコヴァード」 セクシーに歌うジルベルドの歌声にうっとりするような気だるさを感じる曲。合間に入るスタンゲッツのサックスが甘く響きます 「サマータイム」 ライ

          スタンゲッツ「ゲッツ・オー・ゴー・ゴー」

          ロッドスチュアート「THE GREAT AMERICAN SONG BOOK」

          あのロッドスチュアートが、JAZZのスタンダードの名曲をフューチャー!! あの声としっとりしたメロディがまた、合います ロッドスチュアートは1945年生まれの元々、ロックシンガーで、1975年には「セーリング」で、そのハスキーな歌声とセクシーなルックスから全世界の人々を魅了した人です。 それから時は流れ、2010年に「the great American songbook」として、いわゆるトリビュートアルバムをリリースし、このアルバムはその中でもベストアルバムなのかもしれ

          ロッドスチュアート「THE GREAT AMERICAN SONG BOOK」

          トニーベネット「Duets 2」

          12月にピッタリのアレンジ! クリスマスにピッタリのトニーベネットの「Duets 2」 2011年に発売され、話題をさらったこのアルバムは レディガガや、ノラジョーンズ、マライアキャリーなどとの豪華共演が話題となったアルバムですが、 どの曲もこの季節にピッタリで、 ロマンチックな気分にさせてくれます トニーベネットは、アメリカでの最高の男性ボーカリストと言われていて、全米NO1ヒットを何度も打ち立てた人で、このアルバムの製作当時は80才を超えているにも関わらず、しっかり

          マイルス・デイビス「somethin'」

          「マイルス・デイビス」の名盤「somethin'」 マイルス・デイビスは、ジャズの好きな方な方ならご存じのトランペット奏者ですが、父は歯科医、母は音楽の教師という環境の中、13歳の誕生日にトランペットをプレゼントをもらい、もう高校生の時にはライブハウスでの活動をしていつ、その名をだんだんと知られるようになっていきます そんなに技巧は上手くない? 音自体は手数が多くないが、聞かせるフレーズがしぶ いと、シビレるようなフレーズで人々を魅了し、ジャズの名手として、名声を欲しい

          マイルス・デイビス「somethin'」

          オスカーピーターソン「WE GETS REQUESTS」

          ピアノの超絶技巧師と言われるオスカーピーターソンの「WE GETS REQUESTS」 「酒とバラの日々」 この曲のジャスピアノと言えば、このオスカーピーターソンのアレンジが一番にくるぐらい、すごく有名で ほんとステキな1曲に仕上がっています 元々、この曲は、1962年にアルコールに溺れる様を描いた映画のテーマ曲で、あまりの自堕落ぶりに原曲はラジオでは禁止されてたようですが、 見事なオスカーのステキなピアノさばきにウットリです とにかく、カッコいいアレンジになって

          オスカーピーターソン「WE GETS REQUESTS」

          ディー・ディー・ブリッジウォーター 「キーピング トラディション」

          ディーディーブリッジウォーターは、1950年テネシー州出身で、現在国際連合食糧農業機関の大使という変わり種の経歴があります 教師でトランペッターであるブリッジウォーターは、父の影響を受け、音楽に目覚め、大学ではジャスバンドを結成したのをきっかけに、トランペット奏者のセシルブリッジウォーターと結婚し、NYに住み、いろんなジャズマンとセッションをし、ソニーロギンズや、ディズブレスビーなどともセッションし、その後、ブロードウェイミュージカル「ザ・ウィズ」にも出演し、トニー助演女優

          ディー・ディー・ブリッジウォーター 「キーピング トラディション」

          デビットサンボーン「LOVE SONGS」

          デビットサンボーンというアルトサックスのBEST版「LOVE SONGS」 デビットサンボーンはJAZZ界においては、そんなに有名ではないですが、その音色を聴くと、あー、デビットサンボーンだ!! と認識出来る透き通るような音色を出して下さる人です 1945年にアメリカで生まれた白人のプレイヤーで、元々イーグルスやチャカカーンなどのバックのプレイヤー、スタジオミュージシャンでもあり、ジャズからクロスオーバー、フュージョンの時代に活躍された人です 1984年にマーカスミラー

          デビットサンボーン「LOVE SONGS」

          ダイナショア「PREVIN PLAYS」

          ダイナショアという人は1950年〜60年ぐらいに、米国で、「ダイナショアショウ」という番組で人気者になり、後にはプロゴルファーになった面白い経歴の持ち主 そして、ピアノのアンドレプレビンもベルリン生まれのユダヤ系ドイツ人ですが、後にはいろんな交響楽団で指揮者になった、これまた才能溢れた人で そんな2人が織り成すこのアルバムは、ゆったりした環境の中での自由な雰囲気で録音されたと聞きます 「The Man I Love」 私の大好きな曲ですが、 ダイナショアが色っぽいお声で

          小野リサ「Super Edition」

          日本のボサノバと言えばこの人!! 小野リサのアルバム「Super Edition」から、名曲「デサフィナード」をお届けします デザフィナードは、ボサノバの巨匠「アントニオ・カルロス・ジョビン」作曲の爽やかな曲で、小野リサの透明な声とアコースティックギターがとってもマッチング! 爽やかな季節にピッタリですよ!! お楽しみ下さいね 彼女は、1962年にサンパウロで生まれ、10年間サンパウロで育ちます 後に日本に戻って来られる?も父親が経営するレストランでボサノバなどを歌ってい

          ノラジョーンズ「Come away with me」

          2022年01月15日 ノラジョーンズは、1979年生まれのアメリカのピアノ弾き語りジャズ歌手&ピアニストと言われていますが、そのサウンドは、ジャンルレスと言われるほど、ジャズのスタイルを持ちながら、ソウル、カントリー、フォークの要素が強い人でもあります この「Come away with me」というアルバムは、その要素がいっぱいで、いろんなジャンルをギュッと集めたようなアルバムでもあります シタールというインドの楽器の演奏家でもある父母から生まれますが、両親が離婚し

          ノラジョーンズ「Come away with me」

          ピムジャコブス「COME fry with me」

          オランダを強調したいのか!?ジャケットはオランダ航空機、KLMの飛行機をバックにトリオメンバーが並んだ写真(^-^) 晴れやかな青空のように、爽やかな演奏です 「枯葉」 Jazz pianistのお手本のようなピムジャコブスさんの演奏ですが、アドリブめちゃくちゃカッコイイ!! この枯葉はベストに入るのでは!?と思う感じです 「Who can I turn to?」 もうね、出だしのピアノ1本で、めっちゃ、カッコいい!!!! で、本当によく、音がコロコロ転がった音って表現

          ピムジャコブス「COME fry with me」

          ハービーハンコック 「TAKIN' OFF」

          Jazz Pianistのハービーハンコックのデビューアルバム「Takin Off」を紹介します ハービーハンコックは、1940年生まれの現在81才 アカデミー作曲賞や、グラミー賞、グラミー作曲賞をいくつも取っている大御所でもあり、Jazzからフュージョンへも転身し、どの時代でも活躍の場にいるすごい才能の持ち主です 特に、彼の音楽の作曲の才能は、独創性があり、また、バラエティに富んでいて、その才能はこのデビューアルバムからも、漏れ出すが如くのバラエティさと独創性がある

          ハービーハンコック 「TAKIN' OFF」