見出し画像

ハワイでの結婚式

2月に入籍はしたが、結婚式はしていなかった。
船上パーティーをしてしまった私としては、おねだりする立場ではなかった。

でもそこは、初婚(笑)の大吾が乗り気だった。

友達のハワイでの結婚パーティーが印象的だったという事で、6月にハワイで挙式することになった。

彼の大学の友達は、英語がペラペラで、外人の奥さんと結婚した。この2人に任せていれば間違いないと思い、ハワイの今でも有名な別荘地の、別荘を借り、ケータリングを申し込み挙式の準備を始めた。

ヘアメイクは、現地の日本人に任せることになった。
ウェディングドレスは、貸衣装屋さんで可愛いと思うものを試着後、格安で作ってくれる所を見つけ、オーダーメイドした。

結婚式準備が進むと、やっぱりお祭り女の血が騒いできた。
おしゃれにしたいけれど、細かいニュアンスを、彼の友達経由で伝えるという面倒くさい経路をたどりながら、準備を進めていった。

途中、大吾からキレられまくり嫌な思いもした。目標達成のためには致し方ない。

ハワイだと招待客も悩む。私は、お祝儀泥棒なので家族と友達2人を招待した。
大吾は、妹2人と徹マンの上司夫婦(要は1番の常連さん)と友達数人を招待していた。

大吾には、父親や、親戚をを呼ぶ選択肢はなかった。

ウェディングプランナーもいないハワイでの挙式は、不安だったが、200万円の現金を握りしめて、二週間のハワイ旅行が始まった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?