３人の子供を保育園に預け、職場復帰することになった。手術室とは違い、病棟勤務は、夜勤がすぐに始まった。今は二交代の勤務体制になっているが、復帰当時は三交代勤務をしていた。

朝8時半から17時15分まで働いて、その後仮眠をとって0時半から朝の9時15分までの勤務と、夕方16時半から夜中の1時15分までの勤務がワンセットになって、月に4.５回組み込まれていた。子育て中であろうとお構いなしだった。

朝早起きをして、子供達の準備を整えて送り出しだけ大吾に頼み、仕事終わりに子供達を迎えに行ってご飯を作る。夜勤の時は、ご飯を作って後片付けをし、お風呂に入れた後9時に寝かせ付けを始め、一緒に仮眠をとり23時に起きて仕事に行くパターンと、夕方まで家のことを済ませ、ご飯の準備をしてから、仕事に行くパターンを繰り返していた。

常に寝不足フラフラ状態になりながらも、仕事をこなせていたのは、若かったからかもしれない。
娘の時とは違い、双子の時は、私の母親が仕事を辞めたこともあり、夜勤の時だけは手伝いに来てくれていた。そうじゃないと、大吾任せだと安心して仕事に行けなかった。

働き方改革前の、母親に対しての職場の対応は、今ならパワハラで訴えられると思う位の塩対応、私達もやってきたからと、子供が病気になったとしても休み辛い状況だった。

その状況の中で、どんどん長男の違和感が増えていく。
そしてとうとう一歳半検診を迎える事になる。