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子連れ海外旅行(飛行機編)

双子が産まれて、国内旅行は、しょっちゅう行っていたが、海外旅行は流石にしていなかった。
大吾の店も軌道に乗ったこともあり、ハワイに行く事にした。

まずは、パスポートを作りにセンターに行く。
長男を連れて行くには、待ち時間も長く至難の業だったが、なんとか持ち堪えることができた。しかし、写真だけは撮らせてくれなかった。仕方なく七五三の時に撮った写真を提示したら、困った顔をされながらもなんとか使ってもらえた。

今までは、ハワイに行っても自由行動していたが、子連れだと大変かなと思い、3泊5日ツアーにする事にした。

ハワイ便は行きは夕方出発して早朝に着く。いかに機内で睡眠を取らせるかが鍵となってくる。
快適に睡眠が取れるよう機内グッズを購入した。
まずは空気で膨らますことができる足置き、これが本当に便利で、狭いエコノミーでも足を上げて伸ばすことが出来る。

そしてコンパクトに畳める毛布。飛行機は、寒くて貸してくれるブランケットは薄くて使い物にならない。この3点セット✖️3人分を用意した。

次に、子供の食事。絶対に白ごはんとか、味噌汁とか言い出しそうだったので、白ごはんのパックに、スープ系、カップラーメン、レトルトカレーなどを詰め込んだ。

そして、飛行機の座席、これは早い者勝ちだが、ネットで一番前の席を横並びでゲットした。
いざ出発、飛行機に乗ってすぐに寝る準備を整えた。
3人横並びの席に、双子と私が座っていた。乗ると次男が僕、下で寝ると、足元で寝てしまった。
次に、横の2人席に並んでいる娘の足置きを膨らませリクライニングし、寝るように促した。

そうこうしていたら、横で長男もうとうとしだした。
精神が安定するくすりを飲ませていたのが効いてくれた。
私も急いで寝ようとするが、足元に次男が寝ているので、気になって眠れなかった。

5時間ほどし、長男が目を覚ました。そこからは他の人に迷惑が掛からないように、遊んであげた。そうこうしていると着陸態勢になった。
次男はというと、まだ寝ていた。着陸態勢だと日本ならCAさんが回って、座席を上げてだの言ってくるが、外資系航空会社は、ざっくりしてるのか、なにもいわれなかった。そのまま床に寝たまま着陸した。

着いたので起こすと、次男は元気に目を覚ました。
8時間一度も起きないなんて、ほんと凄いなと思った。

娘も、ちょこちょこ起きていたが、初めての長距離フライトにしては、問題なく過ごせた。

帰りは、10時間フライトしかも早朝に乗る。
そっちの方が地獄だろうなと思っていた。
他の子2人は映画を見て過ごせる。長男は映画は無理なので、DSと、100円ショップで、塗り絵だの、スライムだの、長男の喜びそうなものをいっぱい買い込んで望んだ。

地獄のフライトと思いきや、他の子は映画を3本見たらあっという間だったと言うし、長男に関しても、お利口に過ごすことができていた。

初めての海外旅行のフライトがうまくいったのに味を占め、海外旅行が家族の定番になった。
双子が小学校を卒業するまでの限定での話ではあるが、韓国、香港、グアム、ハワイ色々な場所で、色々な経験させることが出来た。

何より、障害児だからって、諦める必要はない事を立証出来た事が自分の中の自信に繋がった。

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