パワハラ上司が上司になった話~心編~

こんにちは。前田の妻です。

今回は~心編~をお話しします。

私が異動になる辞令を受け、パワハラ上司の噂を聞いた時に思っていた事。
「わ~、何か面倒臭そう。でも、人の価値観なんて違うし、私が同じように感じるかは分からないし行ってから決めるか。」位ですかね。

こんな風に軽く考えていたわけですが、初日からまぁ、威圧的な態度でしたよ。
「少し位人当たりよくできないのか!?いい大人が!」と、心の中で呟いていましたよ。
私も感じ悪いですよね(笑)

本題の「心」「感情」を見ていきます。

まず、パワハラ上司の元へ異動になる事へはやはり「不安」がありました。
転職し半年で異動になるという状況にも「不信感」「落胆」を抱いていました。
実際にパワハラ上司にあって、「絶望」でした。
これからやっていけるのか?とうい「恐怖」もありました。

こんな感じだったと思います。

そこから2か月でパワハラ上司がパワハラ上司じゃなくなったのはどうしてか?
気になりませんか?

毎日ボイスレコーダーに録音し、二人きりにならないように注意を払い、自分の行動、言動一つ一つ監視されているんだと思って仕事していた訳です。
仕事に来ているのに要らない事に神経すり減らし、バカバカしく思っていました。

こんな私が2か月でパワハラ上司と一緒に仕事しなくてもよくなったのはどうしてか?

いちいち感謝する。

それだけです。

パワハラ上司に何か聞いたとします。例えば…「今日のカンファレンス、これについて話したいと考えますが、どうでしょうか?」と、お伺いを立てたとします。そのことについてパワハラ上司が返答してくれたとします。そしたらすかさず、「ありがとうございます。」というとか、もっと些細な事でもいちいち「ありがとうございます。」と言いました。

これは、パワハラ上司だけ。じゃなくて他のスタッフにも毎日徹底しました。
代わりにしてくれたこと。
手伝ってくれたこと。
手を止めてくれたこと。
相談にのってくれたこと。
いちいち「ありがとうございます。」と言いました。

これは、意識していたというか、無意識で口癖みたいなものですけど。
「すいません。○○なんですけど、○○で良いですか?わかりました。ありがとうございます。」とか、カンファレンスとかで発言してくれたら「ありがとうございます。皆さんどうですか?」みたいに会話に「ありがとうございます。」がつくのは私のテンプレートみたいな感じなんで無意識に出ちゃってる感じなんです。

それから、パワハラ上司の存在のおかげで他のスタッフの結束が固いこと、
他のスタッフの暖かさに気付けたこと、
普通の上司だと思っていたのに「実はパワハラ上司だったのかよ!」とショックを受けなくて済んだこと、
を、「パワハラ上司のお陰なんだな。ありがたいな。」と、思っていたんですね。
パワハラ上司が休みだった時の安心感。
パワハラ上司にきつく言われた時に皆が声をかけてくれる安心感。
「皆同じだから。」と一人じゃないとうい安心感。
そして、ボイスレコーダーという最高の相棒がいる事の安心感。

半年で異動になった事も初めは投げやりに受け取っていましたが、廊下で前の部署の人に会うと懐かしさを感じたり、声をかけてくれる人がいる事が嬉しいくて「異動も悪くなかったな。」と思えるようになりました。

ここまで来るのに2か月。
いつしか最高の相棒ボイスレコーダーも、ロッカーでお留守番するようになりました。

パワハラ上司のお陰で他のスタッフとの距離も縮まり、異動して半年今では楽しく仕事をしています。

今日は「心」「感情」を書き出してみました。
次回はその「心」「感情」が変化したら何が起きるのかを書いていこうと思います。

love&peace(。・ω・。)ノ♡
happysmile(*'▽')

本日もお読みいただきありがとうございました。

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