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先生は誰のために頑張っている?

小学校の先生で、2児の父、雄剛です。

最近、大好きな番組の1つが『オモウマい店』。面白いですよね~。オモウマい店の魅力は、ヒューマングルメんタリーという人間ドラマ。「食べてくれる人を幸せにしたい!」という圧倒的過ぎる熱量に感動したり、笑ったり、幸せな気持ちになったりします。

飲食店の店主・オーナーはお客さんのために全力を尽くすことで、人の心を動かす。…。では、先生は誰のため?

当然、目の前の子どもたち?

当然目の前の子どもたちのために頑張っていますよね。ただ、ちょっと意地悪な考えをすると、目の前の子どもたちが満足することに全力を尽くす…と考えたら、今さえよければいい、今さえ勉強ができればいい・わかればいい、今さえ楽しければいい、今笑顔になれればいい…。そう考えれば、叱ったり、あえて嫌なことを言ったり、乗り越えさせるために追い込んだりする必要もない。そう考えると、今さえよければいい…のために頑張るのはちょっと違いそう。

保護者のため?

これも完全に間違いではないけれど、ちょっと違う感じがしますよね。保護者が満足すれば、子どもたちは置き去りでいいのか?

十年後、二十年後、成長した子どもたちのため!

これが1番自分の中でじっくりときた答えです。子どもたちの今を大切にしつつも、十年後、二十年後の幸せを考えるならば、今に満足するだけでは足りない。これからのことを考えれば言いたくないことも言わなくてはいけない。ちょっと辛くても乗り越えられる経験を積ませなければいけない…。

私は、十年後、二十年後成長した子どもたちが、社会に出て自分の道を切り開いていくたくましさをもち、幸せになってほしい!そのために、全力を尽くしたい。もしかしたら、いい顔ばかりはできないから、今は子どもたちに理解してもらえないかもしれない。今すぐに答えも出ない。でも、答えは、十年後、二十年後。成人して、一緒に飲んだ時に、たくましく頑張る様子を感じられたらこんなに幸せなことはない。

卒業の時期が近付き、これから卒業する子どもたちのこと、そしてこれまでに卒業していった子たちのことを思い出しながらこんなことを考えていました。

皆さんは、だれのために頑張っていますか?

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