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お金を使った分だけ楽しい時間を過ごせたんでしょ。

小学校の先生で、2児の父、雄剛です。

先日、娘の友達家族とお出かけしたとき、射的ができるところがありました。1ゲーム(5発)で五百円。的に当たると景品がもらえるというルール。計10人ほどいた子どもたちで的に当たったのは1人だけ…。一緒に付いてきた小さな弟くんが泣き出しました。
「せっかくお小遣いから五百円出したのに、当たらなかったから何もないじゃん!ただお金がなくなっちゃった!」
これに対するお父さんの言葉。
「その五百円を使った分だけ、ドキドキしたり、ワクワクしたり、楽しい時間を過ごせたんでしょ?いいじゃない。」
この感覚、素敵だなと思いました。普段、子どもにお金の遣い方を教えるときって、「無駄遣いしないようにね。」というくらいで終わってしまいがちですよね。今回は、私自身がお金の遣い方を学ぶ中で子どもたちに教えたいなと思っていることを書いてみたいと思います。

①思い出や経験になるものにお金を遣う!

「買う」という行為には、2つのパターンがありますよね。
 ◯「物」を買うパターン
 ◯「思い出や経験」を買うパターン
「物」を買うと手元には残るけれど、「思い出や経験」は手元には残らない。でも、何年、何十年後に残っているのは、「思い出や経験」ですよね。これは何事にも代え難い。自分も、子どもが小さい今しかできない家族との旅行や今までやったことがないような挑戦、そして自己投資(自分を高める投資)のために積極的にお金を遣うように意識しています。

②自分のためより他人のためにお金を遣ったほうが幸福度が高い!

これは研究結果で明らかになっているそうですよ。

③将来のために、今を犠牲にしない!

「無駄遣いしないように!」ということとは真逆になってしまいますが、遣うべきところには積極的に遣って、そうでないところでは遣わない。老後まで頑張って一億円貯めても、小さい頃の子どもとの思い出は帰ってこないし、世界を旅する体力がないかもしれませんよね。それよりは無駄遣いしないように遣うべき時には遣って、時には「あんまり必要なかったな…」という失敗もしながら、お金を遣う経験値をを増やしていくことが大事だなぁと思います。

皆さんは、子どもたちにお金の遣い方を教える時、どんなことを教えますか?ぜひ交流できたら嬉しいです!


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