4月19日朝の7時
私は朝食の牛丼食べるため、歩いてすき家まで行った。すき家に着き席に座ると否や、店員さんが
私の席にお茶を運んできたくれた

やはり、すき家はこういう気遣いができる。
よくすき家と吉野家が比較されがちだが、私はすき家が好きだ。
何故なら吉野家はあまり行ったことなく、店のシステムがわからないからだ。
私はタブレットに手を伸ばし、メニューをみた。
正直どれも美味しそうに見えて、何を食べればいいのかわからない。

すき家の朝ごはんも捨てがたい。いいや、牛丼も捨てがたい。

どちらのメニューも私を誘惑してくる。
私は今ラノベのモテモテ主人公みたいにどちらの女の子からも好意寄せられている。

そんな感じだ。
やはり私がすき家に来て長い付き合いの幼馴染ポジの牛丼か、

または少し越してきたセクシーで黒髪ロングの自社製ベーコンエッグ朝食

私は選べない。
ラノベならそんなのどちらも選べずに、どちらも付き合うという、今でいう一夫多妻制のような恋愛をしそうだが、現実はそう甘くなく、私の財布には1000円しかないからだ。
残念ながらどちらか一つしか選ぶしかない。
いや、銀行に行き、お金を下ろすかその選択肢もあるのだが、銀行は少し遠いため彼女達を待たせることになる。
そんなの真剣に私と向き合ってくれる。
彼女達
メニューに失礼じゃないか！
あの子らは私にどちらかを選んで欲しいと願いわ
ざわざメニューにもなっている。
そんなのどちらかを選ぶべきに決まっている！
私はしばらく悩んだ。長い付き合いで腐れ縁の牛丼を食べるべきか、それとも最近越してきた自社製ベーコンエッグ朝食さんを選ぶべきか私は試行錯誤を繰り返した。
あれから何分くらい経ったのだろうか、窓を見てみると小学生達が一斉に学校に登校をし始めている。
たっくん！！待ってよ！！
水面斬り！！！
月牙天衝（げつがてんしょう）！
など小学生らしい声が聞こえてくる。
もうそんな時間かと思い、私は今日1悩んであろう決断をした。
私が選んだ食べ物は！！！
牛丼だった。
やはり私は自分と長年の付き合いで困難も共に一緒に歩んできた、幼馴染の牛丼を選んだ。

だが、私はどこか、心のどこかでモヤモヤが生まれてきた。
本当にこのままでいいのか、俺は牛丼を愛せるのかたまには遊んでもいいかも知れないのではないかと思い、私は自家製ベーコンエッグ定食の味噌汁を頼んだ。

いや！これは浮気ではない！
自家製ベーコン定食の味噌汁から私に言い寄ってきたんだ！
私はそう自分の中で言い聞かせそう思いながらも味噌汁を頼み浮気をしてしまった。
そんなことを考えながらも完食し店を出た