価値なしモデル

メンタルモデルという本を教えてもらって読んでる。

わたしはたぶん価値なしタイプ。
なにもかも、克服しようと頑張ってきた。
それでわたしはいろんな力をつけた。

爪を噛んだことでいじめられたから噛まないように。
周りから浮かないように、本当は好きな絵もオタク趣味も隠した。
本当は絵の学校いきたかったけど、いつのまにかそのルートは無くなってた。
小さい頃から大人ばかりの世界に放り込まれたから、怒られないように、目上の人の言うことには絶対服従。
初めての会社員生活では世間知らずすぎて無視され、より一層社会に溶け込むために周りの顔色を窺って居場所を作るのに必死になった。
婚活してみたけど、全然ダメだった。魅力が足りない、仕事も安月給、こんなんじゃ誰にも相手にされないんだと思った。
そこから好きなことをし始めたけど、未経験じゃまず働けない。スキルをつけることに躍起になった。
それももう疲れ果て、フリーランスになった。
仕事をとるために、新しい知識の獲得や技術の勉強も欠かさず、寝る時間削ってがんばった。

もっと頑張らなきゃ、頑張らなきゃ
って、どこまでがんばればいいの?
ずっとそれを感じてた。

だれかに、ここにいてもいいよって言って欲しかった。

前はまだまだ足りないって自分に言ってた。
でも今気づいたけど、わたしってこんなに頑張ってきてたんだな。
ぜんぶぜんぶ、居場所がほしくて頑張ってきてたんだ。

ようやく自分が爪を噛むのがやめられなかった理由がわかった気がしてる。
メンタルモデルはまだ序盤しか読めていないけど、今までにない考えに触れてかなり驚いてる。


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