日本映画 3選

邦画もやはり面白いのがたくさんあります。若い頃とか映画館で観るのは洋画ばっかりで、邦画をバカにしてた時代ありました。すいません🙏こうしてトシをとって、BSとか配信とかで古い日本映画も見ることが多くなり、その良さがじんわりわかってきたような気がします。

砂の器(1974)

言わずと知れた松本清張の原作❗今までドラマに何度かなっているんですが、映画は1回だけなんです。この映画、テレビでやるたびに何度みたかわかりません。最初に見たのはいつだったのかも覚えてないくらい。しかしトリックは全く古くささを感じず、本当に刑事の熱い聴き込みで、真実に近づいていく気がするから不思議です。若い刑事の役が、あのもと千葉県知事の森田健作(イケメン)ですし、ハンセン氏病という病気を初めてこの映画で知りました。
そして、さらに深くさせたのはなんとあのタモリさん❗タモリさんの物真似のレパートリーの中で、「映画、砂の器で、療養所に訪ねてきた刑事に息子のことを聞かれて、本当は知っているのに、知らない振りをするお父さん役の加藤嘉」というのがあり、タモリさんが渾身の「わしゃ、わしゃしらん❗」をするわけですよね。私は見たことあった映画なので、その場面が理解できて、そこの場面をピックアップしたタモリさんに感激しました。

以降、我が家でなにかを知らないと、否定するときには必ず渾身の「わしゃ、わしゃしらん」で答えております。余談でした。

犬神家の一族(1976)

角川書店の映画と書籍と音楽を一緒に売り出す販売法メディアミックス、第1弾だったのですが、よくぞ…これを選んだな、と。角川社長、先見の明あり、ですな。今は大変そうですけど。

あの、文庫の表紙とか映画ポスターの、湖から出てる2本足、湖を見るたび思い出す人も多いのでは?
そして、私の場合ですけど、佐清のマスクと声の不気味さ。あの、長女である高峰三枝子さんが「すけきよ、みせておやり❗」と言ってマスクをとった時、子供だからトラウマになりました。しかし、トラウマを克服するのもやはりトラウマ。(自分調べ)テレビ版であの場面をやったときに、手で顔を覆ったものの、指の間からみたスケキヨはそんなにひどくなく、「なーんだ」とほっとしたのでした。しかしこの頃は地上波と映画の違いをわかっていなくて、再び映画を見たとき、リアルスケキヨに驚きました。しかし、それなりの年齢を重ねていたし、プールでふざけて、犬神家の一族ごっこをして、足だけ上に出してみたり、「まーそれって素敵よ」という意味合いのことを口に出したりしたときに「スケキヨ」というワードを思い出したりしてるうちに、横溝正史トラウマは「たたりじゃ〰」とかも含めて、大丈夫を通り越して大好きになってしまったのでした。

キングダム

最近の実写化ではこれですね。
マンガを見てた方には誰をとっても、原作にひけをとらない、再現率❗吉沢亮演じるところの、彪が政の影武者として自分の所に敵を引き寄せるために政に成り代わって馬で走っていく場面など、まさに彪が政になった❗とそのままですけど、思ったのでした。
他にも大御所、橋本じゅんさんのムタ❗
「ムタの吹き矢は最強だべ〰」と言った時に、おお、ムタではないか!と感激しました。
ほかにも政の弟、本郷奏多演じる所の成きょうの性格の悪そうなところとか、もうあげたらキリがありませーん。何といっても信と佐治とのバトルはすごかった😵💨
もう書ききれないけど2も合わせて言うと、大沢たかおさん、トヨエツさん、五人将の皆、清野菜名さん、書ききれないけど3も必ず観ます❗映画館で❗


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?