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留学生活in厦門 授業編

こんにちは!まめだいふくです。
今回は、やっとやっとやっと、厦門での留学生活を紹介しますーー!!

私は2023年9月から翌年7月まで、中国は福建省の厦門にある厦門大学で交換留学をしています。
所属学部は新闻传播学院(メディア学部)です。語学留学ではなく学部への留学なので、中国人の学生と一緒に授業を受けています。
メディア学部を選んだ理由は、こちらの記事にて簡単に紹介しています👇

今回は授業編ということで、2023年秋学期にどんな授業を受けていたのか紹介していきます!

履修規定など

 私は大学協定校間の交換留学で、履修規定(最低単位数など)は特にありません。ですが、業務スーパージャパンドリーム財団様より奨学金を頂いているため、1学期あたり6単位分(日本の所属大学換算)の授業を履修する必要があります。

時間割

2023年秋学期の時間割はこちらです!!
厦門大学は朝8:00-夜21:45まで授業が設定されています。
このほか、土日にも授業があったりします。びっくり。

基本的には1コマ45分×2コマ連続になっていて、夜のクラスは×3コマになったりもします。
お昼休憩はかなり長く、午睡を推奨してる感じ(?)

私は思明キャンパスですが、同じキャンパス内でも海韵というところにある教室はバスに乗らないと行けないレベルの距離なので、履修の際は気を付けてください!

各授業の紹介

2023年秋学期は、全部で7つの授業を履修しました。(時間割に表記のない科目があります)
各授業を紹介していきます!

高级汉语Ⅰ

留学生向けの中国語の授業です。読解メイン。
HSK6級の合格を目指すためのクラスで、HSK5級に合格済みなら高级とのことで選択しました。教科書に沿って授業が進み、中間・期末考査がありました。
HSK6級がそもそも難しいのですが、進出単語や成语たちが難しい!!!!
予習もボリュームが多く、かなりの時間がかかりましたが、力はついたと思います。

中国概况

こちらも留学生向けの授業。中国の文化、経済、教育、歴史などについての基礎が学べるクラスです。
一人一つ中国の世界遺産を選び、教室でプレゼンがありました。結局受講者が多くて回ってこなかったけど。
期末は中国の母国の文化の違いについてのレポートでした。

新闻写作

ニュース記事の書き方についての授業です。
リード文や見出しの書き方、ニュースの種類について学び、実際に取材して記事を書く課題も出されました。期末は筆記試験でした。
授業中には当時中国で話題だった福島の処理水問題の記事を取り扱われたりと、まあまあ気まずい場面も多々あった授業でした。何より私の中国語力の足りなさを痛感した授業でした。
出席点とギリギリ形になってるかレベルの課題ですれすれの合格、、、笑
先生も留学生だからといって容赦しない方だったので、落とさなかっただけよかったです、、、

授業のノート。授業後に毎回スライドを文字で打ち直して復習していました。
とんでもなく時間がかかり心が折れそうでしたが、おかげで内容理解ができたのと、中国語の入力スピードを鍛えられたと思います。

新闻采访

インタビューについての授業。といいつつ、わりと先生が好きにお話される形式の授業でした。時々先生が学生にランダムにインタビューをするのですが、その質問の仕方が本当に自然で、流れや内容も非の打ちどころがなく、思わず話したくなるような質問の仕方だったのが印象深かったです。
こちらも期末試験で、複数の設問に対して記述で答えるものでした。

视觉设计

校选课(学部問わず誰でも履修できる授業)の中の、芸術分野の授業でした。
写真を撮るのが趣味なので、デザインなどの知識を教養として学んで、表現の幅を広げたいなと思い選びました。この授業は先生がとにかく本当に素敵で優しい方で、毎回楽しく授業を受けられました。
課題でデザインを作成し、それをクラスで発表したのですが、私の発表が終わった後、講評に入る前に「まず、全て中国語で堂々と発表した彼女の努力と勇気に拍手しましょう」と言って下さり、涙が出そうになりました。この授業で初めてPhotoshopに触れ、その流れでLightroomにも触れ、写真をRAWで撮ってレタッチする新たな趣味ができました。本当に素敵な先生に出会えてよかったです。

融媒体课

今学期の個人的名物授業、メディア学部の実践クラスでした。
ポスター制作、アニメーション制作、動画撮影、ドローン撮影など様々なコースから自分で参加するクラスを選び、大课(全員一緒に受ける授業)+それぞれ選んだクラスの授業に出席します。

私は「摄影+灯光」(動画撮影とライティング)というコースを選びました。
そしてこれが本当に大変だった!!!笑
そもそも、私は写真が趣味で自分のカメラがあるとはいえ、カメラを買ってから1年足らず、オートモードしかほぼ使わないthe初心者🔰でした。 しかしいきなり、授業中にシャッタースピードとかF値とかISOとか色々紹介されてしまい(しかも中国語で)、てんやわんやでした。

こんな感じでそもそもカメラについての知識がなさすぎたので、授業と並行してYouTubeでカメラについて勉強する日々でした。大変なことも多かったですが、コース直属の先輩が撮影した映像について細かくアドバイスをくださったり、クラスメイトが助けてくれたり、人に恵まれてなんとか(?)ついていくことができました。またメディア学部には様々な機材があり、自由に借りることができます。とても良い環境でした。

日曜日の午後と夜に授業があるという、そこだけが大ネックな授業でしたが、内容や得られた知識、そして留学の目標である「学んだことを形に残す」を早くも達成できた、意義のある授業でした。

空きコマ何してた?

時間割を見て、「空きコマ多いな!!!」と思われた方も多いはず笑
私の空きコマの過ごし方は大きく分けて4つ!

  1. 昼寝

  2. 授業の予習・復習

  3. 運動

  4. リラックス

です!!!!!!!
昼寝と聞いてもっと何か言いたくなった方、気持ちは分かります。が、日本からいきなり中国に渡航して、急に中国語しか使えない環境で生きるということは、お昼寝しないとやっていけないくらい、毎分毎秒神経と頭をフルに使って生活するってことなんです。許してください。

3の運動は、学校のプールで泳いだり、12月からは学校の部活動に参加したりととにかく運動することを心がけていました。ストレス発散に役立ったと思います。
4のリラックスは中国のドラマを見たり、旅行の計画を立てたりなど、自分の趣味の時間です。

時間割を詰めすぎると絶対にパンクするので、余裕をもって授業を選びましょう。


おわりに

秋学期は、なんとか全ての授業の単位を落とさず取得することができました。
外国人留学生にも容赦のない先生は確実にいるので、学部留学は本当に食らいつく気持ちで授業に出なきゃな、、、と実感した半年間でした。
予習復習を頑張ったおかげで、中国語力そのものもつき、実習クラスに参加することで友人もできました。総じてすごく充実したものになったと思います!

最後までご覧いただきありがとうございました。
留学が終了し次第、2024年春学期の授業も紹介したいと思います。

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