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ちょっくらシルクロード横断してきます〜中東・アジア旅行記ep 98

第11章 コーカサス編 
三十路センチメンタルジャーニー
ep98 美女大国到着

ここジョージアでは、本当に色々な経験をさせていただいた。実際これまでの数ヶ月間に及ぶ旅行の中で、ここまで厳しい経験をしたことはなかった。そんなジョージアから本日とうとう国境越えバスでアルメニア首都エレバンに向かう。

トビリシのバスステーションから出発したバスは、アルメニアの国境に向けてズンズンと進んでいく。前回あれだけ苦戦したボーダーもジョージア、アルメニア国境ではなんの問題もなく楽々越えることができた。その理由は同じバスに同乗していたフェンシングの国際チームのアルメニア人達である。彼らは基本国際チームとあって英語が堪能で、数年前に国際試合で日本に行ったことがあるよなんておまけが付いてきた。さらに今回は東大生の彼と二人であったことも幸いした。うーーーーん、楽だ。素晴らしい。

国境を越えしばらくバスは山道を走って行く。すると雪が降ってきた。あーー、雪がちらついてきたなーなんて感傷に浸っている間に、その雪は吹雪に変わっていった。そしてバスのまだから見える景色は豪雪地ですかと言わんばかりの景色になっていく。おおお、積もりまくっている。アルメニア人の彼にこんなに雪降るんだねーなんて話しを聞くと、「っていうか何で来たの」といわれ、今度は逆に何でと聞き返したら、「普通冬は観光には来ないよ」といわれた。

理由はこの時期アルメニアの夜は-20度だそうだ。僕らのテンションは一気に萎える。そんな僕らのテンションに気がついたのか、彼らは自分達のチームで持ってきていた弁当を僕たちに分けてくれた。そんな彼らの手弁当で心が和んだ僕らは、極寒の地アルメニアでの希望を見出し始めていた。それは
アルメニアは世界一美女の多い国という事実である。こんなの寒かろうがなんだろうが絶対に外すわけにはいかない。

どんなに入国が困難であろうと男子のこうした希望の光は消すことができないであろう( ´Д`)y━・~~

読んでくれた人へ
 今後、定期的にシルクロード横断日記や行きたいけど行けないという悶々とした気持ちで書いた、脳内妄想旅行の計画などをアップする予定です。お暇なときにでも、そちらも読んでやってください。ありがとうございました。スキをしてくれると僕のテンションが上がります。ファローしてくれたらうれション状態です。よろしくお願いします。人生の無駄遣い万歳^_^
HPやってます。いろいろな旅行関連記事を書いているのでよかったら寄ってみてください(^^)

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