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東京宗教建築散歩 1

国内妄想旅行計画 東京編

●スケジュール
  9:00:朝食/カテドラルにちなんでバチカンがあるローマの朝食スタイル、カプチーノと菓子パン、コンビニでも組み合わせられるお手頃ローマスタイル
10:00:東京カテドラル・聖マリア大聖堂/結婚式もできちゃう、日本のモダニズム建築のスーパーヒーロ丹下健三を堪能する
12:00:昼食/ジャーミー見学前にトルコ料理とトルコ菓子
13:00:東京ジャーミー/イスタンブールにテレポーテーション
15:00:日本ユダヤ教団広尾/華麗なる一族が手掛けた在ユダヤ人コミュニティーの拠り所 
18:00:夕食/ユダヤ教のご飯の定番コーシャを食べたいが難しいので、イスラエルの定番ファーストフード、ファラフェルサンドにしてみた

 「東京」、そこは言わずもがな世界でも最大級の都市で、都市ランキングでも常に上位に位置し、人口密度もとんでもないことになっている。もちろん日本の首都であるだけでなく、経済、学問、エンターテイメントなど様々な分野においても世界レベルである。私の友人は「東京に無いものは無い、東京で金を払ってできないことも無い」と言っていたが、確かにそうかも知れないと思わせるほどなんでもある。

 そしてこの都市は、世界中の人々が住む多文化共生都市でもある。そもそも日本という国は、相当ノンネイティブジャパニーズが住むにはハードルが高く、排他的であると言われることも多いし、実際に辛い目に合うノンネイティブジャパニーズたちも多い。少し前に警察官の彼らに対する職質が問題となっていたりして、そのような点では悲しいのだが、六本木のクラブにいったら、ここがどこの国かなんてわからなくなるほどアウェイだ。東京に住み登録されたノンネイティブジャパニーズだけでも54万人以上、そこに仕事、学問、観光、不法滞在まで合わせればどれぐらいの数になるのだろうか。

 そこで今回の妄想旅行は東京の中にあるノンネイティブジャパニーズ達が形成した文化に着目した。もちろんそうした中で華僑における中華街や、大阪鶴橋、インド系江戸川区西葛西など多数あるコミュニティーでも良いが、そのコミュニティーを形成する文化の中心となるものは何かを考えてみた。結果は食べ物、言語、歴史など様々あると思うが、故郷から遠く離れ、日々の生活を送る彼らのアイデンティティーを支え、精神的支柱になるものはと想いを馳せたとき、やはりその一翼を担うのは日々の生活で体内に取り込んでいる食べ物ではないかという考えに至った。そしてもう一つ大事な点として精神的支柱が必要である。となるとやはり宗教ではないのか。

 というのも、私自身、長い間海外に出てるとやはり日本食がとんでもなく恋しくなる時がある。「王将」、「天一」は完全なNGワードで、たまに海外で日本人にあったときなど、このワードを出されたら、その後3日間は悶絶しこってりの夢を見る。また、特にこれといってどこぞの宗教に属している気負いはないが、海外に住んでいたときでさえ、気がつけば年末の大掃除をしていた。また、大自然に畏怖したときには不思議と手を合わせていた事がある。したがって、宗教的慣習というのは、知らず識らずのうちに内面に刷り込まれているものなのだろう。

 こうした理由から食事と宗教をターゲットにし、さらに旅行として観光のメインになり得る宗教建築とすることにした。国際多文化都市東京で異文化を、息を飲むほど素晴らしい建築を妄想の中で見て回ろうと思う。難しい建築の知識ではなく、ただ美しいと思えれば良いと思うし、その上で興味を持ったならば、学びを愉しめば良いと感じる。知らないだけではもったいない。探せば必ずある、ディープ東京の宗教建築へいざ妄想ダイブ。

読んでくれた人へ
 今後、定期的にシルクロード横断日記や行きたいけど行けないという悶々とした気持ちで書いた、脳内妄想旅行の計画などをアップする予定です。お暇なときにでも、そちらも読んでやってください。ありがとうございました。スキをしてくれると僕のテンションが上がります。ファローしてくれたらうれション状態です。よろしくお願いします。人生の無駄遣い万歳^_^
HPやってます。いろいろな旅行関連記事を書いているのでよかったら寄ってみてください(^^)


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