第１０章　シルクロード横断編　
三十路センチメンタルジャーニー
ep８６　シルクロード横断準備始めます

　今日は移動日。約2ヶ月かけて周った中東を離れ、イスタンブールに戻る日だ。イスタンブールに戻れば物価は高い。しかしここからが今回の旅行の本番、シルクロード横断のスタートだ。

　午後二時、アレッポを出て一路国境へ。２ヶ月前に緊張の面持ちで迎えていたこの国境も、今回は何事もなく通過した。前回は女神M氏のビザ無しシリア突入といった面白エピソードもあったことがかなり昔のことに思える。

　国境を越えたバスは一路アンタクヤへ。ここで再びバスを乗換えイスタンブ－ルに向かった。トルコを旅行した人ならわかると思うが、ここトルコは長距離バスが非常に多く、企業も豊富でそのためサービス、値段ともに消費者にとってはかなりありがたい存在である。また、列車は時間どうり動かない上、移動にかなりの時間を要するし、鉄道が至る所に走っているわけではないのがバスはそうした問題もクリアしていて非常に使いが手が良い。

　まずはいったんイスタンブールでこの先のシルクロード横断に向けて事前に必要な各国のビザを取得しなければならない。その都度各国の大使館にパスポートを預けなければならないのでおそらく１ヶ月近くかかると思われる。

　イスタンブールでの宿はやはりツリー・オブ・ライフ。なぜ再び日本人宿なのかというと、まずは価格。１ヶ月の宿泊費となるとかなりの金額で馬鹿にならない。今後の旅行も考えれば抑えておきたい出費である。また各国の情報が揃いやすいこと。そしてやっぱり多くの人と知り合えること。こうした理由からイスタンブールに戻り早速懐かしのツリー・オブ・ライフに戻った。

　流石に２ヶ月前に来た時にいた旅行者は居なかったものの、管理人兼旅人さんは同じ人だった。さあ明日から早速ビザの取得に動かなくては。
う〜〜〜ん、めんどくさい( ´Д`)y━･~~

読んでくれた人へ
　今後、定期的にシルクロード横断日記や行きたいけど行けないという悶々とした気持ちで書いた、脳内妄想旅行の計画などをアップする予定です。お暇なときにでも、そちらも読んでやってください。ありがとうございました。スキをしてくれると僕のテンションが上がります。ファローしてくれたらうれション状態です。よろしくお願いします。人生の無駄遣い万歳^_^
HPやってます。いろいろな旅行関連記事を書いているのでよかったら寄ってみてください(^^)