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今年はハイテクツーリング

バイクでGOGO北海道編 EP2

「便利さに頼りすぎて、旅行の本質が見えなくなることが自分にとっては一番虚しい」←これは昨年度僕が吐いていた厨二病発言である。

 うん、恥ずかしい。というよりぶっちゃけこの厨二病的な考えはあまり変わっていないのだが、実際おじさんが二人で北海道をウロウロするのに道もわからず話しかけられる人の方が迷惑である。従っておじさんはおじさんなりに他の人をできるだけ不快にしないことに全神経を傾ける。その結果、他人に話しかけることなく他者を不快にすることなく快適に旅行するためのツールである「ハイテク」を駆使していくこととした。

 しかしながら、そのためには僕の愛車であるオンボロトライアンフにハイテク装備をするために、最低でもUSBコンセントを装着しなくてはならない。また、ハイテクさえなければ気にする必要のない「防水」がキーポイントとなる。USBコンセントに関しては、シート下のヒューズボックスから空いている箇所に接続し、ハンドル周りに設置する。ただし、ちょっと古いためUSBtypeAにしか対応していない。そのため、これをさらにUSBtypeCに変換するコードなどが必要になってくる。

 二ヶ所のコンセント口から一つはナビ用のスマホ、そしてもう一つは当初、今回新たに導入したアクションカメラに直接接続しようと企んでいた。これはのちに失敗するわけだが、その他にモバイルバッテリーもあるので、上手にシフトを汲みながら充電する必要がある。おまけに今回はキャンプ宿泊なので電源の確保が期待できない。従ってバイクから直接充電しておく必要があるのだ。

 まずある程度の電源構想をして早速ダイソーに向かう。そして必要なコード類とそれらを結束したり、保管したりする防水バックをゲットする。さらにこの北海道ツーリングのために購入したアクションカメラをまともに扱えるようになるため、友人のプロカメラマンにレクチャーしてもらいに行く。結論彼が話す単語の半分以上意味がわからないという結果を残し、「よくわかんないから、とりあえずスイッチ入れたらいい塩梅で撮影されるようにしといて」というジャイアントスイング投げっぱしをかまし、なんとか設定を終えた。

 このアクションカメラはDJIAction3というカメラで、よく耳にするGoProと似たようなものである。ちなみにこっちは中華製で値段も安い。これも今回投げっぱなしジャイアントスイングを僕から食らっているプロカメラマンのアドバイスによるものだ。実際、走行中でも何度もボタンを押せばすぐ撮影が開始され、また同じボタンを押せば撮影が止まるといった大変便利で凝り固まったアナログの脳みそでも操作できる優れものである。また、一番心配していた振動なども、とんでもAI補正によって手ブレなんて存在しないかのようにヌルヌルと撮影してくれる。また当然防水使用でアクションカメラとは名ばかりでないことがわかる。

 これが某量販店で1万円以上値引きになっていたので、躊躇することなくこいつを購入した。もちろん値引きが発生しているということは、当然1ヶ月ぐらい後に多分新型とか出るんだろうなと予想はしていた。実際は一週間もしないうちに新型が発表されていて思わず笑ってしまったが、なんのことはない。こんなアナログバリバリのジジイが新型持ったところで大差はないのである。従って安く買えたことに感謝しなきゃならない。

ともあれ、ぶっちゃけ「うーーーーーんバリバリ面倒臭い」というか世の中どんどんハイテクによって便利になる反面、物凄くいろんな意味で逆に不便な気がしてきたーーーー( ´Д`)y━・~~

読んでくれた人へ
 今後、定期的にシルクロード横断日記や行きたいけど行けないという悶々とした気持ちで書いた、脳内妄想旅行の計画などをアップする予定です。お暇なときにでも、そちらも読んでやってください。ありがとうございました。スキをしてくれると僕のテンションが上がります。ファローしてくれたらうれション状態です。よろしくお願いします。人生の無駄遣い万歳^_^
HPやってます。いろいろな旅行関連記事を書いているのでよかったら寄ってみてください(^^)

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