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小樽ライダーズハウスで情報収集とベスパで早朝市場へGO

バイクでGOGO北海道編 EP7

 蒸し暑い小樽の夜の街に早速繰り出しに行きたいところだが、明朝は4時起床で市場の朝ご飯をいただきに行きたい。そして朝ご飯の後は一気にオロロン街道を駆け上がって稚内まで走破したいと考えていた。したがって小樽の夜は同じ雑魚部屋のライダーさん達から情報をいただく時間となった。

 寝る前にちょっと一服とライダーズハウスの前にある自動販売機で北海道限定のYOSHIKIのリアルゴールド「ロックなエナジードリンク」で寝る前なのに精をつけていると「暑すぎて寝れん」と言うおじさまライダーと談笑がはじまった。何でもおじ様は九州から来たそうで、九州からフェリーで神戸、そこから近畿を北上し舞鶴、そしてさらにフェリーで小樽上陸という九州人ライダーのあるあるルートだそうだ。おじ様は初の北海道で、とりあえず海岸沿いを一周して来たということだ。

 とても気の良い感じのおじ様から同じ北海道初めてのツーリングの僕たちは、まず明日の自分達の稚内までの工程は無謀なのか聞いてみた。基本的に走行距離は約400キロとなるので、本州では考えられない1日の距離となる。おじ様曰く「楽勝」。何でも本州とは違いまず信号がほぼ皆無、渋滞もほぼ皆無ということで本州で走れる距離プラス100キロぐらいって考えたらいいよとアドバイスをいただいた。ただし、観光を目的とするなら300キロ以内に絞らないと厳しいかもねとお言葉を頂いた。なるほど、しかし僕らの目的は北海道を走ることとキャンプをすること。ということで何とかなりそうだ。一つだけ言われたのは、「道路上で熊に出会したから十分気をつけて・・・」( ´Д`)y━・~~

 また部屋に戻ると、僕らの隣の県からいらっしゃっていたライダーさんから「君たち京都から?」と声をかけて頂いた。このライダーさんは北海道ツーリング数十回という超強者で、いろいろな情報を聞くことができた。また、バイク好きが高じて一般社団法人まで設立、素晴らしい行動力である。本当に見習わなきゃならない。このライダーさんからもたらされた情報の中で特に僕らが熱望していたローカルごはん情報が激アツだった。この時、本来行く予定ではなかった帯広のジンギスカンのお店を聴き、日程に組み込んだほどだった。そんなこんなで気がつけば深夜1時前、明日は4時起きと3時間睡眠。アカン寝な・・・

 翌朝、気が昂っているのかそれはまるで遠足前の小学生のように目が覚めた僕は、相方を揺さぶり起こした。「飯行くぞ!」と声をかけると寝ぼけ眼を擦りながら相方が起き出した。周りはまだ就寝中なのでそっと宿を出る。

 ここから市場までは約3キロ。いちいち大型バイクを出すのはめんどくさい。とはいえ往復で6キロは歩いて行くと時間がかかり過ぎて、予定している時刻に出発が出来なくなる。ということで相方ベスパ250の本領発揮である。朝イチからローマの休日のようにおじさん二人が2ケツでまだ寝静まったままの小樽の街を疾走する。そして到着した市場は何とも哀愁漂う僕らが望んでいた市場の趣があった。

読んでくれた人へ
 今後、定期的にシルクロード横断日記や行きたいけど行けないという悶々とした気持ちで書いた、脳内妄想旅行の計画などをアップする予定です。お暇なときにでも、そちらも読んでやってください。ありがとうございました。スキをしてくれると僕のテンションが上がります。ファローしてくれたらうれション状態です。よろしくお願いします。人生の無駄遣い万歳^_^
HPやってます。いろいろな旅行関連記事を書いているのでよかったら寄ってみてください(^^)

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