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金継ぎの話 食器の種類を厳選 同じ形のものが何枚もあるのが好き 1種類につき10枚購入して破損に備えていたが、簡易金継ぎを知り心穏やかになった話

スキ、フォローありがとうございます。
嬉しいです。

題名が日々長くなって来ています。
もはや題名だけ読んでもらったら
中身の要約がわかるぐらい。
まあ、いいか。いいですよね!?

同じ形のものが
いくつも並んでいるのが好きです。
食器もそう。
うっとりします。
そんな、食器の話です。


KAHLAの食器

結婚したてのとき、
ドイツ製の食器を揃えました。
KAHLAというブランドの
updateシリーズです。

KAHLAさんのFacebookより画像お借りしました。


もう、日本では取り扱いはないですけどね。
その頃調べまくって決めたのです。

この画像、よく見てください。
コーヒーカップの上のフタ、
このフタのように見えるものは
小皿として販売されているものなんです。

スープボウルには、
同じサイズでフタになる中皿、

大きなキャセロールにも
同じくフタになる大皿がありました。

私、こういうアイデアに弱くって!!
しかも、この端正な形、
料理を邪魔しない白色!!

もう、惚れ込んで。
一生この食器とともに生きていくつもりで、
まずは2人分の食器を購入したのでした。

それから、数年。
不妊治療のすえ、
ようやく子供を授かり離乳食の開始頃
そろそろ食器買い足そうかなって思ったんです。

それなのに!それなのに!
いつのまにか、KAHLAの輸入代理店が
取り扱いをやめているではありませんか。
ショックすぎます。

なぜここの食器にしたと
思ってるんですか…!


独身時代、
雑貨屋さんで形が気に入って購入した食器は
すぐに廃盤になって手に入らなくなりました。


何十年も同じものを作り続けていて
見た目も気に入ったのが
KAHLAだったのに。

個人輸入しようか?
でも、
もし割ったら1枚だけ補充したいとか、
送料の負担が大きすぎる。

あと、
ドイツの食器だから、
和食の熱い汁気の多いものには
ちょっと向いていないとも思っていた。
もうやめようか?

ぐるぐる考えます。

諦めて
泣く泣くKAHLAはすべて処分することにしました。

日本製のアウトレットで予備も含めて大量買い

どうすることにしたか?

日本のメーカーで、
あまり高価でないけど気に入ったもの。
同じものを10枚購入することで
対応することにしたのです。

数枚割ってしまっても大丈夫なように。
買い足せなくなっても大丈夫なように。

楽天市場で
アウトレットになっているものから
選びました。

10枚で購入したけど、
使い勝手が悪く、
処分したものもあります。
色々試してみて
ようやく落ち着いてきました。

一部だけど今はこんな感じです
予備は納戸へ


でもやっぱり割ることもありますよね。
10枚になるよう
買い足せるものは買いました。

つい最近、1枚割ってしまい
買い足そうとしたら、
もう廃盤で最後の数枚。
ギリギリ間に合いました。
よく使うので
ちょっと多めに買ってしまった。

余分にあるといっても
減ると心細い。
今後はどうしよう。

人体無害の材料かつ電子レンジ食洗機OKの簡易金継ぎを発見

割れた食器の補修といえば
金継ぎ。
漆でする本格的なものは
電子レンジ食洗機はダメ。
お値段もかなりします。

検索していたら
簡易式の金継ぎを発見しました。

でもよく調べたら、
使われている合成漆は、
口や食品に付かないようにとあり、
安全性が保証されていない様子。

鉛が少し含まれる!?
それは困ります。

そして最後に行き着いた
このブログ!

デブラグライフさんの現代的金継ぎ。
素晴らしすぎます。
ぜひ見に行ってください。

タイトボンドという接着剤と
ゴールドライナーという
食器OKの塗料を使います。

公的国家機関FDA(米国食品医薬品局)による食品安全性承認があります。

タイトボンド
デフラグライブさんより

ACMI(米国画材工芸材料協会)によるASTM(米国材料試験協会)基準をクリアしたAPマークが付与されており、人体に無害で安全なものです。

ゴールドライナー
デフラグライブさんより


そう!
こういうの待ってた!

材料を手に入れて
さっそく、割れたお皿と、
ヒビが入って気になってた小皿を
修理しました。

補修道具と補修した皿
不器用さが隠せない
器用貧乏だけど
手先はちょっぴり不器用なの

これでもう、
よっぽど粉々にならない限り、
修理できる。

この安心感。

それに自分で補修したお皿は、
なぜか今まで以上に愛着がわく。

金継ぎの副産物 心の潤い

メルカリで、
少し欠けてて安くなっていた
作家ものの煎茶セットを手に入れて
補修後、普段使いにしました。

なんて贅沢。 

これ、もう、
千利休の侘び寂びの精神
と言っていいんじゃない!?


旅行先で見つけた素敵な食器も、
今までは割りそうだしと
敬遠していましたが
今度は買おうかな。
夢はふくらみます。

SDGs的な

今まで、
処分した食器たち。
処分するときは心が痛みます。

SDGsとは真逆だったけども、
これからは、
最後まで大事に使用できる。

そんな嬉しい話でした。

読んでいただきありがとうございました。

良い一日をお過ごしください。


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