珈琲メーカー直営店戦争

昭和の話である。
俺は地方の県庁所在地の中心部に住んでいた。
地図で駅の赤丸の中に入るくらいかな。徒歩15〜20分の距離。
私鉄の通ってない地方の県庁所在地は、基本的に旅行以外には駅を使うことは無い。市内の移動は車かバスか自転車だから。
駅は郡部の人が出て来る時に使う場所だった。
市外の会社に通う人は少ないし、市外の高校行ってた人も少なかったから。

駅前には1番駅に近い場所にアートコーヒーの直営店があった。
俺は中学時代までは、前を通ってるだけだったが、高校生になって客として行った。
レジ近くにはアートコーヒーのコーヒー豆が売られていた。
コーヒーの種類とかは、覚えてはいないが、何種類もあったきがしている。

そこから200メートルくらい離れたところにUCC直営店があった。
ここはアートコーヒーにはサラリーマンや主婦が多かったのに比べて、若い客が多かったように記憶している。
ここでもレジ前で、UCCのコーヒー豆を売っていた。
珈琲を飲んでもらい、その豆を買ってもらうのがコンセプトだったのだろうね。

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