通常は、会社の試用期間は３ヶ月だろう。
余程のことが無い限り、この期間終了での解雇は無い、だろうね。
YouTubeの動画とかでは、３ヶ月の間に問題起こして、解雇とかあるけど、あんなのは創作だと思う。

新卒のときは、試用期間終了した時は、嬉しかったな。
今より社会的に無知だったから、試用期間をもっと重く受け止めていた。勿論同期の中で、試用期間終了で解雇された人は、誰もいない。
ただ、試用期間中のゴールデンウイーク明けに、自主退職した人はひとりいた。
彼、ラッシャーは「でふ」って感じの話し方する人で、都内某一等地の商店の息子だった。
彼は新人だから、自分のテリトリーの商店街リストと言うのを作って、寿司屋で店名と電話番号や住所を店の前でメモっていたそうだ。
するとたまたまそれを窓から見た職人が、包丁持って出て来て、「てめぇ、何してやがる！」と怒鳴ったそうだ。ラッシャーは、全速力で逃げた。
これが辞めるきっかけだったらしい。
それ以外に坊ちゃん育ちには、研修の飛び込み営業は辛かったのだろう。
俺は社会人経験は無かったから、飛び込み営業もそんなものか、と思ってやっていたから。

あ、試用期間中に解雇された先輩を思い出した。
彼は3つ上の大学の先輩。学生時代から、キレたら危険すぎるから、マッドドッグと呼ばれていた。これは同期の人たちは、普通に本人にも飲んだ時とか使って呼びかけていたなぁ。
俺も合宿の時、たまたま同じセミナーハウスに泊まっていた他のサークルの奴と揉めて、マウントポジションをとって、グーパンチでタコ殴りしていたのを目撃した。ってより、取り押さえた中の1人だったw
とばっちり食わない様に、控え目に抑えに回っていた。

このマッドドッグさん、就職しても大人しい訳がない。
理由はよく知らないが、新卒入社２ヶ月目で、上司を殴って解雇されたw
次に転職した会社では、入って１ヶ月も経たないうちに、先輩を殴って解雇。
この話は、マッドドッグさんの同期の人が留年してまだ大学に居たので、飲んだ時に話してくれたのだ。マッドドッグさんと飲んだ時に、本人から聞いたそうだ。

マッドドッグさんには、もう一つエピソードがある。
某英会話教材販売の電話が、サークルの同期のN宅にあった。
T社のマッドドッグです。そう名乗って、英会話に興味ないか聞いて来たそうだ。マッドドッグの名前で、あれ？って思ったNは、声を聞いて先輩のマッドドッグさんだとわかったそうだ。
「もしかして、マッドドッグさんですか？Nです」と話したら、やはりマッドドッグ先輩だったそうだ。
この後のマッドドッグ先輩の話は聞いていない。

試用期間中の解雇、こうして振り返ると、確率は少ないが、あるのだろうなw
だって、大学の先輩って身近なケースでもあったのだから。同じ人が、多分試用期間中に２度殴って解雇だしw

ちなみにマッドドッグさんは、俺には優しい先輩だった。他に彼がやっていた社交ダンスのサークルに学祭で遊びに行ったら、可愛い俺と同じ学年の女の子と踊らせてくれて、その子とは卒業するまで学内で話したり、駅前でお茶したりはしていた。普通のお友達、だね。
その子はブルーザー・ブロディが好きで、ブーツに手造りで加工して、ブロディの履いてる様なブーツを作って履いていたんだよね。
すげ〜可愛いかったけど、プロレス知らない人とは話が合わなかった。
俺は足を骨折してギブスに松葉杖で、全日本プロレスの蔵前国技館を見に行き、枡席に友達と座って見ていた。
場外乱闘になり、ブロディが、チェーン振り回して枡席に乱入。
俺の友達は、ギブスの俺を突き飛ばして、逃げやがった。俺は逃げようと松葉杖に手を伸ばすが、転んでいたから届かない。
やられる！
と思ったら、ギブス姿の俺を見て、ブロディは進路を変えて、他の方向で暴れてくれた。さすがインテリジェンスモンスター、計算して場外で暴れてるね。
この話は、爆笑して聞いてくれたよw

結論、試用期間終了後のだろうな解雇どころか、試用期間中の解雇も少ないが有る。