悪戯1

今まで生きてきた中で、沢山の悪戯をしたなぁ。
当時の社会常識的には問題無かったモノでも、令和の社会常識から見たら、明らかにアウトなモノもある。
ま、それは仕方ない事だから。
今は喫煙自体が悪だが、昭和では列車の中でも煙草は吸えたから。ちゃんと席に備え付けの灰皿あったし。
路線バスはともかく、観光バスでは問題無かった。
飲酒喫煙も高校卒業したら、社会的に黙認されていたからね。
県警では18歳の高卒新人に歓迎会で飲ませてたし(警官の友達から聞いてる)、大学では教授も出席して1年生のコンパが開かれてたから。
喫煙も同じく、黙認されていた。
酔って煙草吸ってるところを夜中に職質されても、学生証出して19歳なら、何も言われなかったから。
法律的には当時も20歳まで飲酒喫煙はアウトだったのだろうが、社会的には黙認されていた。
酒屋でも酒を売ってくれたし、タバコ屋でもタバコを売ってくれる。居酒屋やパブ、スナックでも年齢確認も何も無かった。

悪戯から話が逸れてるねw
これは社会人になって2年目の話である。
俺は営業マンだったが、隣の営業マン2人と昼ごはんを一緒に食べて、喫茶店で過ごしたりしていた。
2人は中途入社で俺より半年後輩だったが、2つ歳上だったなぁ。
とにかく毎日一緒にサボったりして、仲が良かった。
俺と話しやすくする為に、2人に競馬を教えられたのだった。

とある土曜日、俺とシャオリンさんは、新宿の喫茶店にいた。助さんは来ていない。シャオリンさんと助さんが、隣の営業マンである。
俺たちは、助さんきっと後楽園場外馬券場にいるだろうな、と話した。新宿にも場外馬券場はあるが、500円単位でしか買えない。後楽園場外馬券場では100円単位で買えるのである。そして、2人は新宿の営業マンだったから、顔見知りに会う危険性もあったから、水道橋の後楽園場外馬券場に行ってやっていたのである。

俺とシャオリンさんは、変な事を思いついた。
場外馬券場では、呼び出し放送がよく入っていた。それをやろうとしたのである。
「新宿の助さん、会場に連絡して下さい」という呼び出し放送を後楽園場外馬券場に電話して依頼したのでありましたw

結論は、助さんは後楽園場外馬券場には居たのだが、呼び出し放送には気付かなかったそうだった。
本人が気付かねば、何の面白みもない悪戯の失敗である。
こんな馬鹿なことしていたなぁ。

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