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健康マインド(可愛さの誘惑🌸⑥)野生動物の写真→トラ

トラがネコ科の最強の動物と言われます。
トラの中でも(アムールトラ)が一番だと文献にありました。
ロシア極東の湾岸部、ハバロフスク地方に住んでいます。
8種類に分類されるトラ科の中で最大の体躯を持つ、オスの成獣では全長3m・体重350キロを超えた個体も確認されています。最近の調査では少し小型化してるとの調査もありますが、この(面構え)は最強と言えます❗

雪中のアムールトラ

アムールトラと並んで大きいのは、 動物園での飼育個体では、ベンガルトラで最大の個体があったそうです。


インドのランタンボール国立公園のトラの親子

どちらも強そうですね❗
アジアの密林では食物連鎖の頂点に立つのがトラです。
ライオンと比べても爪、牙、伴にトラが上回ります。
他に(マレートラ・スマトラトラ・インドシナトラ・カスピトラ)は絶滅危惧種。(ジャワトラ・バリトラ)は絶滅したと言われています。

ジャワトラ


トラは群れを作らず単独行動をします。
木登りも出来、腕力も強いトラですが、狩りの確率は1割程度との事で、毎日獲物を求めて10〜20キロ歩きます。
オスはメスに比べて広い縄張りを持ちます。メスは子育てをするので縄張りが狭い。
縄張りは草むら等の見通しの悪い所で暮らし、トラの縞模様は草むらの中に居る時に身を隠す役に立ちます。

トラは各地て絶滅の危機に直面しています。
環境変化と人間による乱獲も問題でした。トラは漢方薬の原料として貴重だからです。

日本文学にも登場します。
中島敦の(山月記)

1942年(文學界)に掲載された中島敦のデビュー作品
(古潭)の題名で発表されました。

デビュー作品(古潭)は当時(戦争を高揚する愛国特集)で掲載されてますね、中島敦は不本意だったでしょうか❓
昭和17年で英語教師をしていた中島敦がパラオに赴任する時に友人に預けた原稿でした。中国、唐時代の物語(人虎伝)を本家取りした小説ですが変身譚です。

「何か身体からだ中に力が充みち満ちたような感じで、軽々と岩石を跳び越えて行った。気が付くと、手先や肱ひじのあたりに毛を生じているらしい。少し明るくなってから、谷川に臨んで姿を映して見ると、既に虎となっていた。」

山月記は男のプライドの高さが虎に変身した原因になっています❗本文は旧仮名遣いなので読みにくいですが、私は教科書で読んで虎に変身した男の体感が身に移る気持ちがして文学への興味を開いてくれた作品です。
だから虎が好きになったのですかね〜。

つぎは(ヒョウ)です。





 






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