こんにちは。
久しぶりの投稿となりました。やっとイラストを１つ仕上げられて達成感と安心感と、これからnoteに投稿するという不安感の混じった気持ちです。

今回のイラストは以前から考えていたお話の一つを描きました。
人物はとても長い時を生きている人で、ミチという名前です。女性の服装をしていますが男性として産まれた人なので、「男の娘」というのが多分合っているかと思います。女性の装いをしているのは、特に何か複雑な事情があったという訳では無く、ミチ自身がただ可愛いものや服装が好きでその時代それぞれの（ヒトですが身体の年齢は止まったままいくつもの時代を越えるほど長生きしています）女の子の装いを好んでして生きてきました。下の塊はアンモナイトで、リボンから下は化石の姿、上は生前の姿です。このアンモナイトは息絶えてからも生前と同じように魂が宿ったまま化石になり長い時を過ごしていて、長い時を過ごすうちに決まった条件の間一時的に化石の体から魂だけ抜け出して外を散歩できるようにはなりました。ある時代に二人は出会い、大切な友人として一緒にまた長い時を過ごしているというお話です。木は金木犀で二人の絆となっています。
このお話も、以前の投稿で書いたのと同じように、大まかな話や設定、いくつかの場面は考えていますが最初から最後まできちんと出来ておらず頭の中やメモ書きでふんわりと存在しているものの一つです。

今回は、ちっちさんという方の作品を許可を頂き、紹介させて頂くことができました。私の以前の投稿のアリスのイラストをリンクを貼りご紹介くださり、ご自身でもアリスを描かれて、私も以前の投稿にちっちさんのアリスのページのリンクを貼らせて頂きました。この度紹介させて頂く作品は『かげとあそぶ』という漫画です。

上記のちっちさんの作品『かげとあそぶ』は、クスッと笑えてほんわかするという漫画ですが、そんなフワッとした感想だけではなく、お話は意外な展開の連続で、一人一人のキャラクターが台詞や表情で的確に表されていてとても魅力的です。読み始めたら先が気になってついつい読み進めてしまうほど面白く、詳しい感想も書きたいのですが、内容も書いてしまうことになるのでここまでにしておきます。『かげとあそぶ』は完結していますが、続編が今も連載中で私は続きをとても楽しみにしています。
漫画は、イラストを描くこと、物語を考えること、台詞を入れること、コマ割り、場面それぞれの構図、表情や動きを線で分かるように見せるなどにより演出すること、それらをひとりで全部出来た上で更に面白いと思わせる必要があると思いますが、ちっちさんはプロとして描かれている方ではないのに、それらが全部出来ていて、沢山の人が楽しんで読んでいます。私はイラストを一つ描くのも勉強中で、物語を考えても一部のみで完成しておらず、人に伝わるように全部を表現した作品を作ることができません。一つの世界を創り上げて、人に伝わるよう表現して、見る人を楽しませることが出来るのは本当に凄いことです。読んでいると、私も何らかの方法でそれが出来るようになりたいなと思います。他の漫画なら分業されていることもあるかと思いますが、ちっちさんのように一つの世界を全部ひとりで創り上げることには憧れます。
私は、今はイラストを思うように描けるよう精進し、それを仕事に出来るようにすることを目指していますが、いつかはそれに加えて何らかの方法を習得して断片的にしか存在しないものを一つの作品としてきちんと完成させられたらいいなと思っています。

今回紹介させて下さったちっちさんには大変感謝しています。
ちっちさん、そして、ここまでお読みくださった方、誠にありがとうございます。
今後もペースは遅いですが投稿は続けるつもりですので、また見ていただければ幸いです。

11月3日(金)追記
大事なことを書いていない事に気付きました。
前回の投稿で最後に、仕事の環境が変わる事により絵を描いて投稿する余裕が無くなる不安を書いたところ、励ましの言葉を下さった方々がおられ、不安でいっぱいだった気持ちを元気付けて下さいました。仕事の状況が落ち着いて来たのもありますが、励まして頂けたおかげで続けようという気持ちを保つことが出来、また投稿することが出来ました。やっと投稿出来たという安堵感でいっぱいになっていたとはいえ、優しい方々への感謝を記していなかったことは大変恩知らずなことをしてしまったととても反省しております。
暖かいコメントを下さった方々、本当に申し訳ございません。今更で恐縮ですが、改めて、誠にありがとうございます。

2024／1／28  イラスト修正分に変更