見出し画像

日記2023/11/22 勤労感謝の日とバタイユ

明日は勤労感謝の日である。この日を迎えるにあたり、ジョルジュ・バタイユの考えを思い起こすと、休息という概念が単なる休日以上の意味を持つことが理解できる。バタイユは、人間が労働によって動物界から区別されると述べている。また、彼によれば、人間は自らに禁止や束縛を課すことで社会を構築してきた。社会を維持するためには労働が不可欠であり、このためには様々な衝動を制御する必要がある。しかし、バタイユは禁止が必ずしも放棄を意味するわけではなく、時には違反を通じて実現されるとも述べている。

僕は小学生の頃、勤労感謝の日や通常の平日に学校を休むことの興奮を覚えている。特に平日は、社会的規範からの逸脱を意味し、平日という禁止が最大限に高まったタイミングに違反を実現させることは、単なる休息以上のものを僕に与えた。

といっても明日はオフラインでのミーティングがあるため、僕は休みではない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?