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正論を言われてキレた話〜人は正論じゃ動かないは真理〜

私は、基本的に事を荒立てたくないタイプなのですが(「まあ相手もなんかあったのかもしれないですねー」「これめっちゃあり得なくないですか?…すみません言い過ぎました」とかよく言う。)
昨日近しい人と飲んでいる時にかなりカチンときたことがあり。その場は「そうだねー」とやり過ごしたのですが、帰り道にどうしても我慢できなくなり「さっきはかなりイラついた」「流石にうるさい」とガチトーンで言ってしまいました。

なかなかここまで言うことはないなと思って、なぜキレたのか、後学のために言語化しておこうと思います。

わかっているけれどできないことを正論で真正面から言われてしまった

なぜキレたかを振り返ると、これに尽きると思います。
私の仕事は組織人事担当で、相手もそれをわかっていました。私が悩んでることを理解してもっと良くするにはこういうことをしたら?と議論してくれようとしたのですが…

一例↓
・ビジョンから落として考えるべき。なんで戦略考えないの?それをやるのが仕事じゃないの?
・PDCA回すべき。やりっぱなしじゃだめだよね。なんで変わらないのかって考えてるの?
・自分は1人でなんとかやったし、まあ結果も出せたけど、1人でやれないと思うなら仲間作るしかないんじゃない?
・要らない仕事しすぎじゃない?遅くまで残って仕事しすぎると企画とかできないよね。無駄な仕事なくすところからじゃない?

、、、圧倒的に正しいことを言ってるんですけどね。めちゃくちゃ正しい。めちゃくちゃ正しいが、それを私が考えてないとでも思ってるのか?と思うことばかり。まさに正論。
普段からそれをなんとかしようと考えている時間が多いのは圧倒的に私だし、手の届く範囲で変えようと思ってもがいてる時間は私の方が多い。なんも知らんやつが御託だけ我が物顔で並べてるんじゃねえよ!!!とフツフツしてました。

追加で言うのであれば、かわす余裕が自分になかった

長時間労働自体は耐性はあるのですが、無駄と思える仕事(上司の上司から言われた資料の修正×50、仕事のできない上司の介護、年度末で増える通常タスク)を長時間やっていると、まあメンタルはすり減ります。
加えて
・一番仲の良かった同期が出産して育休に入ることにより、人生が違うステージに行ってしまったことをまざまざと見せつけられた
・その同期が異動先で素晴らしい仕事をしており、私の尊敬する先輩にも認められていた。いわゆるジェラシー。
・そろそろ、この会社に長く留まるか、転職するかを考えたい年齢になってきた。この会社に長く留まるのであれば、ほぼ人事にいる自分と、他部署を回っている同期と差をつけられてしまったと感じて焦りが生まれる。
・とはいいつつ、後輩がついているし、下にはかっこいい背中を見せないといけない。

ということをぐるぐる考えている中でなんとか毎日仕事をしている状況で、正論を真正面から言われてかわすメンタル残量が残っていませんでした!

学んだこと

・正論で人が動かないというのは本当。人たらしが人を動かすというのも本当。

私も結構、正論で刺しにいってしまうので、言い方には気をつけようと思いましたね。えぇ。


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