こんばんわ☕
せいたろうです

観てきましたよ、スパイダーバース。
本日はスパイダーマンとフラッシュの２本の映画を連続で見てまいりました。先にスパイダーマンの方から感想を述べていこうと思います。

最初のグウェンのシーンでちょっとエモーショナルになった

最初はグウェン（スパイダーウーマン/スパイダーグウェン）がスパイダー・ソサエティに加入するまでの話でした。このグウェンにもピーター・パーカーという大事な親友がいたことが判明しましたね。
この世界のピーターは薬品でリザードに変身してしまい、不慮の事故で死んでしまいました。ちなみに１作目でほぼ語られませんが一瞬だけリザードをぶん殴ってるシーンがあります。
そしてこの世界でもステイシー警部が勘違いでスパイダーウーマンと対立することに。不器用なステイシー警部は娘にいいとこ見せようとするのに、複雑な心境のグウェンは苛立ってしまうところはもどかしかったです。
最期は父に正体がばれて喧嘩別れの形でアース65(スパイダーグウェンのいるアース)から離れることになったのがやっぱりちょっと切なくなってしまいました。

ホービー・ブラウンがめっちゃカッコよかった

ホービー・ブラウン（スパイダーパンク）はコミックで登場した時からお気に入りのキャラだったんですが、この映画で彼の事がより好きになりました！
劇中ではグウェンの口から「ホービー」という男の名が何度も出るし、よく会いに行ってるみたいだし、観客もマイルスと同じく「誰だよそいつ！？」ってなったと思います。もう気になって気になって仕方ない！なのになかなか姿を現しませんでした。
満を持して研究室のバリアをブチ割って登場したその男は、なんか人気者っぽくてジャラジャラしててギター引っ提げててミステリアスなパンクロックお兄さん。
マイルスも気になって２人にどのくらい一緒にチーム組んだのって聞いたらグウェンは数回、ホービーは十数回って言ってて、心がざわつきました。グウェンお前・・・なんで嘘つくんだよ。
グウェンはドラム経験者だし、ホービーはエレキギターをかき鳴らして戦うスタイルだし２人の波長合うだろうなあとは思うけどね。僕はグウェンにとってホービーは憧れのお兄さんくらいの関係と解釈してます。
さて、それはさておきホービー・ブラウンですが、原作のアース616(本筋の世界線）ではプラウラーなんです。アース138(スパイダーパンクの世界線)では反体制派として活動しておりスパイダーマンのコスチュームでエレキギターで戦います。（熱気バサラかよ）
マスク外した方がイケてるってつっこまれると「これが俺のスタイルだ」って言ってました。カッコよ。
みんながマイルスを捕まえようとしてるのにホービーだけが嬉々として逃亡のアドバイスしてるの好きすぎてめっちゃにやけてました。

ミゲル・オハラもよかったよね

ミゲル・オハラ（スパイダーマン2099/CV:オスカー・アイザック）も良かったっすね。オスカー・アイザック好きなので嬉しかったです。彼はちょっと狂ったひとを演じるのが似合ってます（偏見）
冷徹だしキレやすいけど子供には優しかったり色々ギャップあって可愛かったです。
彼の正義は「世界の崩壊を防ぐこと」ですが、そのためには"必ず犠牲を払う"必要があると信じてます。彼の行動は自らが招いた悲劇の経験からですが、そのことでマイルスと対立してしまいました。
マイルスはグウェンやピーター・Bに裏切られて一人ぼっちになりながらもティーンらしくとにかく抗います
マイルスが最後に放った「僕たちはヒーローだよね？」という言葉がそれぞれに突き刺さってましたが、ミゲルは自分が正しいと信じて疑わないので動じていませんでした。
スタン・リーは「そうすべきだから」という理由だけで人を助けることができる人がヒーローみたいなことを言っていたと記憶しています。その定義で言うとマイルスが最もそれに当てはまると思いますし、逆にミゲルは失敗を恐れて保守的になってしまっているのかなという印象があります。

来年が楽しみ

来年、続きとなるビヨンド・ザ・スパイダーバースが公開されます。グウェンやスパイダーパンクたちがチームアップして運命に立ち向かうことになるんでしょうね。マイルスもグウェンたちと仲直りして一緒に戦うんでしょうけど、まずはアース45の闇堕ちマイルス（プラウラー）と決着をつけないといけませんね。どう決着をつけるのか楽しみです。
ちなみにマイルスの父が死ななければいけないのか問題ですが、蜘蛛の故郷であるアース42のジェフ署長がすでに亡くなってるのでもしかしてアース1610(マイルスの故郷/アルティメットユニバース)のジェフは死なないのでは？と思ってます。どうなんでしょうね。
スパイダーバース１作目のメンツもそろってたし、楽しくなりそうですね。
ペニー・パーカーが成長してアキラみたいなテイストになってる気がしました。

パンフレット買ったんですがまだあまり読めてないのでじっくり読もうと思います。
それでは。