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属国日本の対米服属関係などについて『長周新聞』が最近書いた記事紹介

 -1「こんな人たちが日本国最高指導者」だからこの国が没落するのは必然だと諦められるか?

 岸田文雄政権は2021年10月4日に発足していたが,それからの今日までの時間が,ただ無駄に浪費されるという具合になっており,いまだに「金権・死物化政党=自民党」の悪政がつづくだけのこの国である。

 その間,国内の政治・経済・社会など諸情勢は,ますますに沈滞してきたどころか,いまや沈没する勢いならば,確実に予測できそうな「弱体化への一途」をたどってきている。

 岸田文雄が先月(2024年4月)の訪米でみせた「バイデンに対する飛びっきり上等の笑顔」は,自国に帰ってくるとすっかりその表情は消え失せ,いまや「発展途上国」からさらに「転落後進国」になりはてていた。

同じに笑っていてもこの2人のあいだには
大きな溝がある

 岸田文雄の実にみっともなく,あられもない自国の惨状に対する「為政の基本姿勢」は,最低限の同情心すらもたない「世襲3代目の政治屋」のダメさかげんを,大いに発散させてきた。能登半島地震の被災地に対する彼の対応は,冷酷というか無慈悲だと批判されて当然なほど,遅滞を強いられている。

 その,2024年1月1日に石川県能登地方を震源とした「震度7」の能登半島地震が発生していたが,4月29日時点で死者は245人,全壊家屋は8528棟に上っているが,この救済・支援のあり方がまったく遅延してきた。いままでの震災に対するその体制に比較してみるに,もしかすると「現地を見放しているのではないか」と思われるほど,故意に放置しているのではないかと感じさせる。それほどまで遅滞している。

 能登半島地震は,断層の上下方向の動きによって陸側がせり上がったためたとえば輪島市の沿岸では,最大約4メートルも隆起してしまい,道路や水道管などのインフラは甚大な被害を受け,さらには,そのため災害発生当初における消火活動が遅れてしまい,火災の被害を拡大させた。

 被害が甚大であっただけでなく,山間地を結ぶ道路が各地で寸断されたままの状態がいつまでもつづいている。また,インフラや住居の再建にも時間を要しているため,被災住民が震災前の生活に戻ることを困難にしている。

 安倍晋三もひどかったが,岸田文雄はその亡国と国辱にまみれた「アベノポリティックスとアベノミクス」というアホノミクスの肩の上に乗っかったかっこうで,現状における「この国の迷走」にわざわざ拍車をかけた「自分という存在の無策ぶり」が,やはりと形容すべきか,全然理解分かっていない。

 以前から世襲政治の弊害は強く批判されてきたが,菅 義偉が首相であった1年間をはさんで,21世紀の自民党強権体制政治においてみれば「森 喜朗⇒小泉純一郎⇒麻生太郎⇒福田康夫⇒安倍晋三⇒岸田文雄」といった,いずれも世襲3代目(福田は2代目)の首相が雁首を並べてきた「日本の政治」であったがゆえ,そもそもからして,この国がよくなる可能性などありえなかった。

 要は,小泉純一郎が首相になった当初,自民党をぶっこわすとオダを上げた。その前の首相,あの「サメの脳ミソ」と揶揄された森シンキロウがすでに,この国を溶融させはじめていた。

 そしてそのあとには,あの漢字をろくに読めない(多分意味もよく理解しない)ア▲太郎やアベシンゾウ(こちらはとくに漢字がよく書けなかった)が,この国の執政に当たるといったふうに,本当に危なっかしくも,かつまたとても恐ろしかった彼らの時代が流れていった。

この人:マイナンバー・グリーンは
ジャパンハンドラーの一員であるが
何様のつもりかこのような超傲慢発言を放っていた

 この国で総理大臣を務める人間は,マイケル・グリーンの口つきを借りていえば,まさしく「バカにしか総理大臣はやらせない」(⇒「これでいいのだ」!)という顛末になっていた。

誰でもなんらかの間違いはしているものだが
アベやあそうの漢字書き取りや読み方の能力ときたら
人並みとみなすにはあまりにひどすぎた
なににでもしたり顔で語りたがるこの人だが……
ともかくつぎの太郎流の漢字読み方教室「教材」の一部を紹介してみたい
誰でも間違えそうな漢字があるかもしれないが

ここまで並べられるとなるとさすが
漫画大好きのアソウタロウ君の面目躍如?

そういったら漢字をよく読める漫画ファンに怒られるかもしれない
あの麻生とオレ・わたしたちをひとくくりに語るなと

 そうであったのだからこのヤマト国が,現状からさらにヨリよい国になりそうな兆候は,いまのところ〔というか以前から〕皆目なかった。そもそも,そうした期待を抱き希望をもとうにも,その想像というか意欲じたいを喪失させられた「昨今のこの国」になっていた。

 岸田文雄となると,この国をさらにその病膏肓に入った段階にまで追いこむ総理大臣として役まわりを,当人が確実に120%は発揮しているにもかかわらず,その自覚症状をまったくないまま「健闘中」であったから,これは本当に始末が悪かった。

 それこそ救いようのない「日本国の最高指導者の資質」の立場でありながらも,これをたいそう誇れる「世襲3代目の政治屋」が,いまなお日本の政治経済のなかではのさばっている。

 いまの「この首相の話すことば」のひとつひとつが,どう聞いても空虚で中身がなかった。なにをいっているのか,なにを語りたいのか,さっぱり理解できない口調が格別に目立っていた。

 当然であった。そもそも岸田文雄は「首相になることが人生の目的それじたい」であった「世襲3代目の政治屋」である。いまはともかく首相の地位をつかんでいるゆえ,双六は上がったと満足している。だが,彼は首相になったらなったで,またつぎの双六がさらに待っていても,これには挑戦しようとしない。その気,やる気がない。

 ならば岸田文雄は,首相になれたその瞬間に政治家(?)である「自分の人生」を終わりにすればよかったのである。ところが,「世襲3代目の政治屋」は総理大臣の椅子の感触を,自分の尻で味わうことにしか,「人生の目的」がみいだせなかった。

 あとの万事は推してしるべし……。こんな人で日本政治がよくなるわけなどアリエナイ。

 それでいて,文雄は自分の息子翔太郎を必らずや後継ぎにするつもりである。世襲政治屋のタダレた精神構造は,どこまで政治病理的につづいていくものか?

 要は「岸田文雄の幸せ」は「国民全員の不幸せ」

 なんといっても「世襲3代目の政治屋」の為政が継続させられきた結果,この国は「体たらく三昧のこの国」になりはてた。自民党政治の後進性が非常にまずく,この封建遺制的な政党の体質は「目に付き,鼻にも漬く」といったふうな受けとめ方など,とうの昔の物語になった。

 その現状は腐臭を強烈に発散させているに過ぎない。すでに20世紀の遺物的なオワコン政党が,いまだに「わが世の春」を享受できている日本の政治社会の「自民党的な旧套さ」かげんは,救いようがなくなっている。

 要は,「自民党の彼ら」こそがこの日本・国を破壊してきた。野党側の諸勢力が弱いから,まとまって対抗できていないからという理由は,けっしてその理由じたいにはなりえない。選挙民の意識じたいも,多分「オワコン」なのであるが,こちら側でのその自覚が明確にもちえない点が,また問題であった。

 ※-2『長周新聞』の最近報道からいくつかを紹介する

 以下の記述は,この『長周新聞』に掲載された記事の紹介のみとなるが,興味ある人は,このリンク先・住所をクリックして,ぜひともしっかり・テイネイに読んでほしいところである。

 ただし,この『長周新聞』の記事はかなり長いものが多いので(本ブログ筆者の記述も長い点〔?〕はさておき:棚に上げておき),その旨,覚悟のうえで読みこんでもらいたい。

 以下の枚挙は,最後のいくつかでは一部順不同であるが,上からだいたい時系列に並べて紹介してある。

 a)「れいわ新選組が声明-東日本大震災と東電福島第一原発事故から13年を迎えるにあたって」『長周新聞』2024年3月14日,https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/29593

 b)「言い訳と茶番の『裏金』政倫審 自浄作用なき自民党の腐敗堕落 予算案可決のためのパフォーマンス 内閣支持率は最低の18%」『長周新聞』2024年3月18日,https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/29625

 c)「物価高に応じた財政出動急げ 日本列島を襲う緊縮という人災 れいわ新選組が全国街宣」『長周新聞』2024年3月30日,https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/29810

 d)「政治取り戻す有権者の大運動を―今国会で何が動いているか? 地方破壊・軍事拡張・公共資産切り売り れいわ新選組・山本太郎のおしゃべり会より」『長周新聞』2024年4月14日,https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/29973

 e)「能登被災地を置き去りにするな 住居を失い,食料や水も途絶え… 許されぬ国の支援打ち切り 自宅全半壊でも微々たる支援金」『長周新聞』2024年4月22日,https://www.chosyu-journal.jp/shakai/30072

 f) 「日本に軍拡迫るアメリカの政策命令書 第6次アーミテージ・レポートの中身とは 自衛隊を統合し米軍下請けに」『長周新聞』2024年4月18日,https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/30020

 g)「誰のための機密保護強化か? セキュリティ・クリアランス法めぐり山本太郎が参院内閣委で指摘 対中包囲に日本使う米国」『長周新聞』2024年4月24日,https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/30117
 
 h)「メガソーラーに侵される阿蘇外輪山-ルポ・熊本県山都町を訪ねて 世界文化遺産登録を目指す雄大な草原にパネル20万枚 再エネのあるべき姿とは?」『長周新聞』2023年9月13日,https://www.chosyu-journal.jp/shakai/27591

h) から引用した画像資料

 i)「米国覇権終焉と世界の激変の中で問われる日本の針路 年頭にあたってのご挨拶」『長周新聞』2024年1月1日,https://www.chosyu-journal.jp/column/28621

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