株式投資 デイトレの手法について。スイングトレード、中長期保有との違い


※株式投資は自己責任、自己判断でお願いします。

1.はじめに
株式投資は、基本的には中長期保有する戦略が、
個人でするなら一番勝ちやすいと思いますが、
やはり短期的に利益を得たいという気持ちはある。

5年後、10年後を見据えた投資とは別に、
ちょこちょこ短期的にも利益出るなら出したいのが本音。

デイトレやスイングは、コツと才覚(主にメンタル)で、
勝てる人はすごく勝てるようなので、向いているかどうかは試してみる価値はある。

ただ、やってみると、、、、
勝ってる人たちと同じ手法でやってるはずなのに、
向いていない人は負けやすい。
儲けるはずが損してしまう。

ちょっとやってみて、
自分にはデイトレの才覚がないと感じたら、
中長期の指数のETFか投資信託を積みたてとか、
一般的にはその方が勝てるようです。(個人差大きい)


2.デイトレとスイングと中長期の違い。

デイトレを学ぶことは、
チャート(ロウソク足、移動平均線など)を学ぶこと、
だと思うので、スイングや中長期の売買に活用できる。
デイトレしなくで学ぶ価値はある。

デイトレはかなり特殊なので、デイトレに特化したやり方を学んだ方がよく、中長期やスイングと銘柄選びやエントリの仕方が異なる。

(1)デイトレは、
1日の中の株価の波をうまくつかんで、利益を出すやり方なので、中長期な業績や割高割安はあまり関係はない。
リアルタイムに一瞬一瞬の売りと買いの強弱を察知して、タイミングをはかって売買し、差益を得る方法となる。
ゲームをやる感覚かもしれない。
長期保有による相場全体の急落(コロナショックやリーマンショック)、個別業績や不祥事での急落、倒産などのリスクを回避できる反面、翌日には急騰した株を、1日で手仕舞うためマイナスで終えたり、その利益をとれなかったする。また長期的に保有してれば右肩上がりの株なのに、デイトレのやり方が悪いと、毎回買いで入って毎回マイナスになることもある。

(2)スイングトレードは、
デイトレよりは少し長い期間(数日から数ヶ月)となるが、
株価の上げと下げの波の差を取ることは同じ。
保有して持ち越すので、デイトレよりは大きな値幅は取りやすいと思うが、その分、デイトレよりリスクを、数日、数週間、数ヶ月の範囲で多くとることになる。


(3)中長期投資は、
銘柄選び、ファンダメンタルズ、日本や世界の経済動向、今後何が伸びるか、バリューなのかグロースなのか、グロースなら将来急成長する会社を探す、などが重要となる。

エントリポイントは慎重になるべきとはいえ、一時の上げ下がに一喜一憂せず、全体のポートフォリオの入れ替えや地域とか投資対象のバランスとかでリスクを分散して、長い目で見て資産を増やしていく方法だと思う。

どれか一つだけにする必要はなく、
並行してもできるし、得意不得意があるので、
試してみて、自分にあうのをになる。

3.デイトレの売買方法

Yotubeでデイトレで検索するとたくさん無料で
見れるのがあるので、まずはそれをみるのが
良いと思います。
あとデイトレ関連の書籍もでてるので、購入して読む。

どれか一つの手法を試しても良いし、
自分なりに学んだ方法を組み合わせてみるのも良いかと。


以下に私が色々と学んだことから
デイトレの方法概要を書いてみる。
(デイトレの一例です。)

株式投資は自己責任でお願いします。


(1)ロウソク足
デイトレで一番重要なのは、ロウソク足だと思う。
一般的なチャートにある赤や青などの線。
上がる時陽線、下がる時は陰線。
デイトレだと、1分足、5分足、15分足、30分足、60分足ぐらいをチェックする人が多いと思う。

かなり単純に言えば、以下の3つのことだ。
チャートが上がる時は
 陽線が連続で何本もできることがある。

②チャートが下がる時は
 陰線が連続で何本もできることがある。

③チャートが停滞してる時は
 陽線と陰線が不連続に交互にできたり、
 レンジ内で混沌とした動きとなる。

 

①のときに買い、②のときは売り(信用売りや先物売り)、
③のときは、どっちに行くかわからないので待ち、

となる。

かなり単純にいうと以上になる。

直近の日経平均先物のチャートを例としてみる。

(TradingViewのツールのチャートを利用しています)

日経平均先物 2024/2/9 5分足チャート


②のポイントの例
0:55ぐらい(図中の「②売りエントリ」)から、
赤の線(陰線)が連続で8本ぐらい
(5分足なので、40分ぐらい下げた)
続いたとこが、下げのとりやすいところで、
この起点となるところで、うまく売りを入れれば
最大100円ぐらい差益が取れる。
(日経先物ミニなら1万円の利益。
日経先物マイクロなら千円の利益
日経先物ラージなら10万円利益。約1時間でこの利益)

①のポイントの例
その後、01:55ぐらい(図中の「①買いエントリ」)から、緑の線の陽線が6本連続し、1本陰線を挟んでさらに4本陽線が続くところがある。
(50分近く上げた。)
この起点付近でうまく買いをいれてれば、また100円ぐらいの値幅が取れる。

③の例(図中の③停滞)
23:55から0:25ぐらい陰線と陽線が交互にでて、
どちらに行くのかわからない混沌とした状態。
ここは様子見する。

あくまでも例であり、直近のチャートにしたので、
良い例ではないかもです。
(個別株や先物でもチャートであれば同じ手法が取れる。
ドル円などのFX、商品先物(原油、金)も含めて。
決算とか政策会合とかのニュースがないときの前提で)

ときどきもっと綺麗に10本ぐらい陽線や陰線が並ぶこともあるし、ずっと長時間、混沌としてる時もある。
自分の好きな銘柄やよく取引する銘柄でも、
過去のチャートをさかのぼって探してみれば、
キレイな陽線の連続や、陰線の連続が、
毎日ではないけど、ときどきはあることがわかる。

あと15分足、30分足のチャートで見るとまた違って見え、エントリポイントが変わる。
好みの分足を使ってになると思います。

つまり、
③の混沌としてる時は、売りと買いがせめぎ合っている。

①の上に抜けるとき、買いの勝利を意味し、売りが敗退して、退却して(損切りして買い戻す)、しばらくさらに上に動くイメージ。
(買いが攻め上がり、売りは、より上値の次の防衛線まで退却するイメージ)

②の下へ抜ける時はこの逆で、売りの勝利を意味し、
買いが敗退して退却(損切りの売り)して、さらに下へしばらく動くイメージ。
(売りが攻め下がり、買いはより下値の次の防衛線まで退却するイメージ)

あくまでもイメージだし、結果論ではある。

さて、でもそんなうまくエントリできないんじゃない?
と思うけど、
けど、コツがあるようです。

詳しくはyoutubeや書籍参照。

ざっくりと言うと、
エントリのポイントの基本は、
売りと買いのどちらか勝ち馬に乗ること。

どちらかの勝ちと判断できるポイントにきたら、
そこですかさず、勝った方に乗る。
(ローソク足とチャートとテクニカル分析で判断)

判断は、移動平均線の形で大局を判断をしつつ
直近高値、安値、などを上抜いたら買い、
下抜けたら売り、が基本
となる。

(移動平均線のゴールデンクロス、デッドクロス
 RSIやボリンジャーバンド、一目均衡表などの
 テクニカル分析も合わせてみてもいいと思うけど、)

順張りの時は、
③停滞からの①上値抜け、②下値抜け
が狙いやすい。
(この記事の最後にビットコインの日足のような感じが上抜け。これは日足だからデイトレでは5分足などを使う。)

逆張りの時は、
上がっている時に逆張りで売るなら、ローソク足の下値の切り上がっていくトレンドラインをひいて、そのトレンドラインを下へ抜ける陰線がでるかで判断。

下がっている時に逆張りで買うなら、ローソク足の上値がきり下がっていくトレンドラインをひいて、そのトレンドラインを上へ抜けた陽線がでるかで判断。(以下にその例を図示)

(TradingViewのツールのチャートを利用しています)

日経平均先物 2/9 5分足


手仕舞いは、買いの利確なら、陽線から陰線に変わったときや、目標とする1000円、500円などのキリのいい数字のとこで決済したり、上げ下げのトレンドラインを引いて、上抜け/下抜けで判断や、移動平均線との関係、デットクロス、などで、板の状況やRSI、ボリンジャーバンド、一目均衡表などの状況も含めて決めてもいい。(売りから入る場合は、買いと逆となる)

買いの損切りなら、陰線がきたり、直近下値をわったり、勝つと思って乗ったけど、敗色濃厚と判断したら、できるだけ即座に損切りする。

1日の中のごく短期の波で、
損切りでも、利確でも、手仕舞いする。
いったんポジなしになり、
また次のエントリポイントを待つ。
その繰り返し

これで勝てる時もあったけど、負けることもある。
自分的には、チャートにはりつかないといけないから、
仕事もあるし、個別株だと有給休暇のときとか、
平日でも会社が休みになる時(お盆休み年末年始)でないとできないし、先物か、CFDなら夜でもできるけど、
昼間仕事で夜デイトレしたら、寝不足になるので、
たまにしかデイトレはやってない。

詳しくはうまく書けてない気がするので、
ぜひ、youtubeで検索して色々見るのが
おすすめです。

(2)板、歩み値
板の見方は、youtubeで色々みたけど、
うーん自分的にはなかなか活用できない。
youtubeで検索するといろいろでてきて参考になります。

(3)移動平均線、一目均衡表、RSI他。
いろんなテクニカル分析があり、
これもYourube、書籍にたくさん詳しい解説があり、
ひととおり学んでおいて損はないと思います。


デイトレードの考え方や
ローソク足とテクニカル分析の考え方は、
スイングトレードにも応用できると思います。

たまたま見て、
以下は直近のビットコインの日足チャート
(TradingViewのツールのチャートを利用しています)

ビットコイン 2024/2/10 日足

直近、陽線(緑の線)が7本並んでる。
7日間上げ続けてることに。
その前の期間が10日ぐらいが停滞してた③で、
そこから上抜けて、綺麗に上がってきてる。

スイングトレードと、中長期投資も、
今度、また自分なりのやり方を書いてみようと思います。

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