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【5人家族都心ヴィンテージマンションリノベ記】ショールーム巡りキッチン編:ウッドワン

キッチンショールーム訪問、3社目は午前中のLIXILのあと、ウッドワンへ。
LIXILのSRがある西新宿から歩いて10分程度ということもあり、ロスがないようにと効率よくタイムスケジュールを組んでくださったデザイナーさんに感謝。


各社に伝えた"私のイメージする理想のキッチン"

✔︎Ⅱ型キッチン
✔︎リンナイ4つ口 or ハーマンのステンレス3つ口、ステンレスコンロであること
✔︎ガスオーブン
✔︎Mieleの食洗機(60cm)設置
✔︎作業&収納スペースをたっぷりとれること


詳細は記事に記録

無垢No1 木質建材メーカー、ウッドワン訪問

ここウッドワンについては、SRのある新宿OZONEに昔から頻繁にきていたこともあり、予めSRの自由見学も済ませていた。
OZONEはコンランショップを始め一枚板専門店、輸入家具や外国製のキッチンなど、上質な建築材料や住設器具を取り扱うSRが多くある。ウッドワンSRの誂えもそれに遜色なく高級感が前面に出ている。

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当初の考えは・・・

ウッドワンは、自社生産のものも含めた無垢の木を活かすというわかりやすい商品コンセプトがある。SRに何種類も用意されたキッチンの施工事例を見ていて、個人的にもっともいいな、と思っていたのが色塗装なしの、無垢の木を利用した木材を使ったものだった。後から思えば、SR全体のインテリアのトーンで映えて見えたというのもあったかもしれない。
担当してくださった方にその旨を伝えるものの、3社目にしてまだ、「キッチンの色味」を決めかねていた私。「無垢の木目が見えるタイプのものと、塗装のものと、まだ選びかねていて、どちらのお見積もりもお願いできますか?」と依頼。

ひとこと「無垢の木」といってもこんなに種類があるよ。笑

ウッドワンHPより

木の種類だけみてもウォールナット、メープル、オーク、パイン。そしてパインを塗装したもの、さらには、扉に「框」を誂えているか否かまで。きっとデザイナーさんは、私がよく口にしていた

「今のキッチンは扉面材がペロペロと剥がれてきていてそれがすごいストレスなんです。偽物ってダメですね」

という言葉をとても気にしてくださって、シートを貼っていない"木そのもの"のウッドワンも候補に入れてくれたのだと思う。そう、「剥がれ」のリスクがないのは何より私の望みを叶えている。

ウッドワンSRで見たものたち

●無垢の木を活かした扉

取っ手なども数ある選択肢の中から選ぶことができるが、個人的にはウッドワンの木目のものには余計な装飾はつけずに、切り込みをいれる形状のものが一番美しいのではないかと考えた。

それぞれの木の温もりを感じられる扉はあたたかみと高級感がある

●設備面

LIXILの緻密に考えられた収納を見た後だと、とにかくとってもシンプル。
扉の内側には丸洗いできる黒いシートつき

●ワークトップはステンレス or 人工大理石?

「かわいらしい」要素が入るのが一番NGな私の理想のキッチン。人工大理石も素敵だが、
ステンレスの無骨な雰囲気が私のキッチンには一番あっていそう。

●この時は迷うことなく決定していたハーマンステンレス3つ口

色味がステンレスと黒に統一されていること、魚焼きグリルや操作ボタンの持ち手の太さなど
随所がインダストリアルでかっこいい。

●Mieleの食洗機扉面材の無垢仕様にすると

統一感って大事ですね、色意味が統一されているだけで美しい。

●水栓。なぜか全然深く考えていなかった。
ウッドワンでみた設備のうち、最後に水栓について少し語ろうと思う。
我が家には既存の浄水器がある(テラヘルツ内蔵ということで?カートリッジ不要で半永久的に使用可能とのこと)。その浄水器がパーツの一部をシンク下の配管の途中に接続することも可能ということ、また、結婚してからずっと、「水道水はまずくて飲めないけれど、どの浄水器がいいのかわからない」と、飲用水ジプシーを続けていた。そのような理由もあり、キッチンの水栓についても、保留事項が多くスパッと決めきれなかった。

ジプシーというのが、化粧品なんかもそうかと思うが、浄水器を売る人ってみんないいこと言うんですよ。ただ、その水がなぜいいのかということを、科学的論理的に腹落ちさせるスキルを私自身が持ち合わせていなく、ずっと決断ができずにいた。それ故「水栓や浄水器について考え始めると泥沼化しそうで、怖くて手が出せない」と、リサーチ含めた決定を後手後手にしてしまっていたのだ。

何を隠そう、水栓についても最終契約前の最後の打ち合わせでもまだ悩んでいた。というより、「あれ、私どうしてこの水栓選んだんだっけ・・・?」と。SRでちゃんと説明を受けたはずなのに、恐らくは色味のことで悩みすぎて水栓まで頭がまわらなかったのだと思う。

最後の打ち合わせでデザイナーさんと発注内容のすり合わせをしていたときに、「あれ、私なんでこの水栓にしたんでしたっけ?この見た目なら、外国製のKOHLERとかの方がいいんだけどな」と。我ながら今更遅いっていうの。
結局のところは、「浄水器をつけるか否か」を決定しなければ、数ある選択肢の中から水栓の選択肢を絞ることができないのだ。デザイナーさんが「浄水器を検討している」私の保留事項をそのまま組み込んだ上で、こちらの浄水を候補に入れてくれていたのだった(本当にありがとうございます。泣)

最後納得した機能:浄水と水道水の切り替えがわかりやすいこと。
先端を引っ張りシャワー状に使用できること。

今回学んだこと&次回活かしたいこと

キッチンSR訪問もこれで3社目になった。
ここにきてまだ私には「悩み」が多く残されている。

  1. インテリア全体で調和を考慮し、キッチンの色味をどうするか

  2. 水栓の浄水をつけるか否か、どうするか

この2点が重要な残課題になった。

そして最後の最後に、私を更に大きく悩ませることになる、ものすごく素敵なオーダーキッチンのSRを訪問することになるのだった。

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