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【5人家族都心築52年マンションリノベ記】切実だった断熱・防寒・防音対策編:後編

こんにちは、mizutamaと申します。

2024年1月11日より都心部にある築52年の自邸を、スケルトンからのリノベ工事中です。4月の今日時点で現場は最終工事に入っており、月末の引き渡しを待っている状況です。
夫、私、高校生、中学生、小学生それぞれ1人ずつ、合計5人家族のヴィンテージマンションリノベ記録。同じような状況でリノベを検討している方や、状況は違えど住まいやインテリアについて興味を持っていらっしゃる方の何かのヒントになればとブログの更新を続けております。

詳細な自己紹介はこちらの記事をご覧になってくださいね。ここから題材にするのは、断熱・防寒・防音対策について。前編に次いで、今回の後編で記事にするのは、窓に施した"アレ"について。


断熱・防寒・防音についてどうにかしたい切なる願い

その願いに対してA社がくれた回答は、床下と一部壁面にセルロースファイバーを施すこと。これは前回の記事に詳細を書いた。
A社からはもう一つ、窓に対するとあるアプローチが、絶大な効果をもたらすとイチオシされた。そのアプローチとは。。。

当初は全く考えていなかった

それは、窓枠に二重サッシを施工すること。
実は我が家のマンションは10年少し前の大規模修繕で、サッシの全面改修が行われている。ヴィンテージマンションにしてはサッシはかなり最新のもので、これの効果はかなり大きく、音や結露に関して、日頃サッシで困っていると感じたことはなかった。
(逆に改修前の以前のサッシは本当に昭和レトロで、窓と窓の重なるところに当たり前のように隙間が存在していた。苦笑)

驚くべき"窓"による室内への影響

ただ、A社曰く、我が家が潜在的にずっと抱えていた寒さ問題は、二重サッシを施工することでかなり軽減されるとのこと。
環境共生型企業方針が主としてあるA社。A社からもらったパンフレットによれば、冬場サッシから逃げていく熱は全体の48%。逆に夏場室内への熱の侵入が71%もあるとのこと。

ということは、窓そのもので断熱・防寒対策を施せば、快適なだけでなく、昨今切実になっている光熱費削減にも貢献できるわけだ。

二の足を踏んだのは金額、ところが朗報!

ここに至るまで増える要素しかなかった見積もり。
角部屋で開口部が小窓以外で6箇所ある我が家。二重サッシの導入については、最終打ち合わせまで待って欲しいと伝えていた。その金額は、A社の仕入れ価格で35万円。決して安い金額ではない。
ただ、ちょうど政府主導で「先進的窓リノベ事業」というのが行われていて、打ち合わせ時の2023年末段階で、 

「来年度も続行が決まったそうです。詳細はまだ開示されていないのですが、2023年度と同様の措置がとられるなら、ざっくり40%程度は施工金額から戻ってくるかと思います」

とのこと。光熱費対策につながる上、断熱や防寒など、住まいの快適さを向上させることにつながるならここは導入しようと最後は導入を決断したのだった。

でも実際どうなんでしょうね? と、LIXIL SRでデモを試してみたよ

とはいえ、やってみなければわからない。
ちょうどLIXILショールームに行く用件があったので、前回キッチンやトイレを選んだときにはスルーしていたサッシコーナーを覗いてみたら、様々なデモがあった。
二重サッシ有無での騒音の軽減、冷気の軽減など試してみたら、確かに本当に全然違うのですね、と体感したのだった。窓、大事。

金額云々以前に、寒さや音対策を検討している方にはショールームへいかれることを勧める。

実際効果の有無を判断するのは住み始めてから

実際の効果については、住んでみてはじめて判断できるとは思っている。
たとえばすでにデメリットとして導入前の今から思っているのが、以下の通り。

  • 2回鍵を開けるのは面倒じゃないか?

  • 窓掃除がかなりしにくいのではないか?

特に埃が嫌いな性分の私としては、掃除のしやすさについては気がかり。これに関しては住み始めてからの実際の感想もレビューしていきたいところだ。

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