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DAME EXTPLY 2.0 Performance Review

割引あり

相変わらずadidasの名称設定が良くわからない事に…。

結局のところどれが正解なのか毎回分からないので、正式名称として見解が欲しいところ…。
例えばHarden Vol.1の時にあった”Crazy X Drive”然り、例えばDame 3での”Crazy Time”然り…。
今回のモデルでもそれが起きており、箱表記では”Dame Certified”の文字…。

恐らくですが、本来はこちらが正しい表記。
ひとまずはadidas公式の表記で”adiads DAME EXTPLY 2.0”としますが、私の中では”DAME Certified”として脳内変換してご紹介しますw。

まぁそりゃそうだと思うんですよね。
本来のEXTPLY(Extended Play)のモデルとしての素性は前作のDame 7 EXTPLY、そして今作のDame 8 EXTPLYが体現している通り、メインシグにおけるフィット改良がメイン要素なんだろうと思います。所為セカンドシグネチャーとでも呼びましょうか、または昔のNikeにEliteやPOモデルに近いイメージかなと。(今回、タイミングが大分あれなので、新作っぽく見えますが…。)

対してこのシューズはにおいてはオリジナルの要素は皆無で、エッセンスこそあれど全くの別物と呼んでよいでしょう。
また、素材感・仕上がりにおいても大分コストを落とした、所為テイクダウンと呼んで差し支えないかと。
Dame 4の時代にもD.O.L.L.Aネーミングを使ったり、もややこしいったらありゃしないので、そろそろ本格的にどうにかしてもらいたいところ。

さぁそれはさておきで、シューズ本体についてみてみましょう。
前述の通りこちらはテイクダウンと呼んで差し支えないかと思うわけですが、そう考えると実はDameのシューズにおいては実は初ということになり
ます。(自分が知る限り。漏れていたらごめんなさい。)
Dameシリーズはスタート時点がとても印象的で、「出来るだけ安くすることで、多くの人に履いて貰いたい」というのがメインコンセプトでした。
それ以降彼の活躍も相まってコストは徐々に上昇してきている訳ですが、いや終盤の価格意味わからないことになるので、安いは安いか…w。
それはそれとして、もしこの概念が崩れていないのだとしたらメインモデルのコストが上がること自体も彼の本位ではないということになるわけですね。(少なからずそれは残っていると信じたい。)
ただ、彼のプレイを支える上で求める機能をを入れるとこれ以上のコストカットが難しい=ここでテイクダウンの登場となったのかなと。
Hardenシリーズの様にメインラインをラグジュアリーで最初から棲み分けしてるのとはちょっと違うのかなと。

大分蛇足が長くなってしまいました。
シリーズ8足目にして初のテイクダウンモデル。長年のシグネチャー存続によるエッセンスはどのように組み込まれているのか、早速見て行ってみましょう。

今回チョイスしたカラーはレッドとブラックの組み合わせ。
計4色ですかね?展開的には。グリーンのものも結構惹かれたのですが、今回は無難なこの組み合わせで。

■ディティール

まずは外観から。

うーんと、ぱっと見やはりチープさは感じられるかとw
そりゃメインモデルと比べるとさすがにコスト也の差は感じられるかと。

肝心のDameのエッセンスは?というと、Dameシリーズ自体がシリーズを通して一貫したデザインテーマを持っている訳でもないので仕方ないかなと思いますが、もう少しDameらしさというのを少しでも感じられたら嬉しいところ。

強いて言うなら、イン・アウト対象のデザインが他モデルに比べて大目に感じており、そういう意味ではエッセンスがある、と言えるのかもしれません。

素材の風合いや質感は価格なりではあるかなーと感じますが、レザーを使ったりサイドパネルの形状を工夫したりと結構凝っている仕上がりかなと。

上物に比べてミッドソール周りが少し寂しい気もしますが、まぁこのあたりは価格を考えると仕方の無い部分かと。

ヒールやシュータンにあるDollaマークはワンポイントでおしゃれ。

■フィット

では早速堪能させてもらいます。
まずはサイズ。

またここ最近adidasのラスト変わりましたね。
今までで一番素直なサイジングになっているかもしれません。
コロコロ変わられてしまって、試着しないと選べない問題は解決しないので、できればこのラストを継続してもらいたいところ…。

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