2011年12月、森保監督の就任記者会見が広島市内のホテルで開催された。
森保新監督が最初の記者会見でどのような想い、メッセージを発信されるのか。司会をしながらメモを取った。

チーム作りを進めるうえで、チームが、組織が1つの方向を向くために、コンセプトとなるキーワードは、重要なポイントだ。
出てきたキーワードは2つ。
『挑戦』と『団結』だった。

数日後、事務所に監督が来られたときに聞いた。
「来シーズンのチームスローガンを、『挑戦』か『団結』にするか、決めかねているんですが、森保さんのご意見は？」

『団結』がいい。
返事をいただくまで1秒もかからなかった。

チーム始動日から『我々は団結して戦うんだ』と、毎日毎日選手たちに刷り込んだ。
そうすると、数日後から、トレーニング後のメディア対応では、ほとんどの選手が今年の意気込みを聞かれて「団結して戦います」と答えていたのを思い出す。

そして『団結力』を発揮して、監督就任初年度で、サンフレッチェ広島をJリーグ初優勝に導かれた。
初優勝の原動力は『団結力』であり、森保さんの『人間性』にある。

日本代表選手たちが「森保さんのために」「監督のために」と日頃からコメントしている理由がよくわかる。
次戦からのノックアウトステージでも、森保さんはブレないだろう。

一喜一憂せず、目の前の1試合1試合に最善の準備をし、勝利目指して全力を尽くすこと。
森保さんから学ばせていただいたことだ。

日本サッカー、Jリーグの発展のためにも、最高の成績を残して欲しいですね。
頑張れ❗️森保ジャパン🇯🇵⚽️🙌