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自己紹介⑥(仕事経歴4)

こんにちは。
自己紹介6回目です。

前回までは、4度目のショック(身内の死・別れ)について書きました。

ここから再開致します。

独立

独立と言っても、いきなりの起業ではありませんでした。
フリーランスからスタートする事となります。
ちょうどフリーランスに移行した時期と前述の身内の死が続いた時期と重なります。

そして、それらの出来事が、「やりたい事はやっておこう」「後悔しないように生きよう」と言う自身の想いを強くさせ、独立へと後押しさせる事になりました。


また、フリーランスで活動と言っても、不動産の営業を行う際は、個人では宅建士の資格、法人では宅建業の免許が必要となります。

宅建士の資格がなければ、重要事項説明書などへの押印・その説明が出来ず、宅建業がなければ、そもそもの事業や仲介伴も押せず、手数料を得る事もできません。

つまりは、フリーランスと言っても、どこかに所属するか契約時には宅建業免許を持つ会社と業務委託を結ぶなどして活動しなければなりません。

よく、フルコミッション・完全歩合での営業という方はどちらかの形態にあてはまります。

私は後者でした。
以前、在籍していた会社です。
辞めた会社の前に所属していたところです。

フリーランスになろうとしていた頃、どこと業務委託を結ぶか? 誰と一緒に活動するか? などと考えていたのですが、友人やかつての同僚・仲間なども候補にありました。

不思議なもので、そんな時に、数年ご無沙汰だった、以前在籍していた会社の社長と再会します。
それも、オフィスビル内のレストラン街で、どこでランチしようかとお店を物色して、フラフラしていたタイミングです(笑)

ご想像の通り、そこから話はトントン拍子です。
そして、それからは他の分野でもお付き合い・交流を深める事になります。


また、ありがたい事に、以前在籍していた会社員時代のお客様数組からご連絡を頂き、再びのお付き合いがはじまります。

これは、不動産業界に限らずだと思うのですが、顧客や得意先を転職先・独立後の会社に引っ張ってくるというのはご法度気味なところもあります。

ましてや、上の立場であるほど重要事項を握っているので、当たらず触らず去ると言うのが無難です。

私もその様な流れで退職しました。
メールアドレスや携帯番号も告げずに。

しかし、ご連絡頂いた方々はSNS経由でした。
ありがたい事です。SNSで私の事を調べてご連絡を頂いたのです。

時代も変わったなと思います。

逆の見方をすれば、ただでさえ属人的な、人頼み・人次第の仲介業ですから、会社・組織としても魅力・差別化の努力をしないといけませんね。

でも、やっぱり改めて思ったのは、そんな形で私を追いかけてくれた方達なので、より一層自分のお客様と言う想いが強くなり、仕事にもより熱がこもる様になりました。


そして、何よりも一番変わったのは、時間の使い方・感じ方です。

とにかく何をするにしても、他人の許可を取らなくて良い。
明日休むのも、仕事時間に髪を切りに行くのも、誰かの許可などいらない。

その分、責任が伴ったり、自分で決めないといけないとは言いますが、、、
私は、自分で決めれるのが快適でした。
誰かのせいで失敗するわけではないですから。

自分が決めた事を自分なりのやり方で行ったのであれば、どの様な結果であっても、それは失敗ではない

この様な考え方に至る事が出来る様になりました。

やはり、その立場やその環境に身を置かないと感じれない事ってありますよね。それを実感出来たと言う感じです。

登山途中に五合目から見える頂上と八合目から見える頂上が違う。
自分の成長度合いで、見えるゴールが違ったり変わったりしても良い。
むしろ、変わってなければ成長してない!?

そんな考えもあって良いと思います。

アップデートしたゴールに向かって新しい一歩を踏みだす。
時間とは、刹那の連続。
未来も過去もすべて今次第。

今では、これらが私の信条です。

かぼちゃの馬車事件・スルガショック、融資規制

そんな変わり目の中で、フリーランスとして歩み始め、活動真っ只中に、業界に激震が走ります。

見出しにある事件です。
知ってる方も初耳だと言う方もいるかもしれませんが、不動産業者だけでなく、融資側の銀行も一緒になって不正を行ったという事件です。

不動産の購入希望者が融資を希望して銀行に書類を提出するのですが、その際に審査対象となる添付書類の中の通帳の預金残高の額を改定してしまうと言う類のものです。信じられませんよね。

問題点はそれだけでなく、他にも多々あるのですが、とにかくここでは書ききれません。また別の機会に書きたいと思います。

そして、何よりもサラリーマン大家さんブームの中で、過剰な不動産融資・適切でない不動産評価など、まさにバブル的な要素がみられ、融資のこげつきの危険性を感じ取った銀行・金融機関から徐々に引き締めが始まった。

都銀から大手地銀、そして準大手・地方地銀、第二地銀・信金・信組、そして最後がスルガ銀行といった感じでしょうか。

幸い、この最中に顧客より不動産売却の依頼を受け活動しておりましたが、切り抜ける事が出来ました。


この当時の業界事情や問題点、注意事項など、また別の機会に書きたいと思います。

そして、これらの問題に遭遇している方や当事者の方などにも機会がありましたら個別に相談にのれればと思います。

5度目のショック

そして、なんだかんだと言いながらもまた、この様な危機も乗り越えながら、順調に準備を進めていきます。

準備って?

開業準備です。

リピーターとして、好意的にお付き合い頂いているお客様がいるものの、やはり既存の顧客だけでは数字が伸びない。
リピーターとは言うものの、そう何度も短期間に売買するものではない。

やはり新規開拓は欠かせない。
どうせ新規に始めるのであれば、自分で免許を取ろう。そう言う流れでの決意でした。


そして、その最中。
もう5回目ですが、今度は、あいつがやって来ます。

コロナ禍

困りました。
相手は、目に見えません。

しかし、どうしてもこう、100年に一度とか何十年に一度とかの出来事が、このわずか10年程度の間にこんなに起こるのか!?


でも、嘆いていても何も始まりません。
様子を見ていてもしょうがない。

と言う事で、当社の予定とは違うものの、形を変えてではありますが、とりあえずスタートを切る事としました。

しかし、さすがにこの100年に一度の出来事は誰も経験した事がありません。

どんな結末を向えるのか?
いつ頃終わるのか?
マスクを外せる日は来るのか?

と疑心暗鬼になりました。

影響は少なからずありました。

金融機関が不動産融資どころではなくなりました。
コロナ絡みの金融政策で手がいっぱいです。

みるみる不動産取引の件数が減っていきました。
今にして思えば、どうやって乗り越えたんだろうか?と言う感じです。

ちょうど、起業したての苦しみ辛さとコロナ禍の辛さが重なってごちゃまぜな感じです(笑)

ま、兎にも角にも乗り越えて今に至ります。

そして、これから

むしろ、これからが心配です。

コロナ禍で溜まったものが噴き出す勢いで相場が上がっていますが、果たしてどこで着地するのか?

プロとして出来る限り見極める努力をして、その予測を的確に伝える事が出来なければなりません。

決して、貴方の未来を見据えたうえでのアドバイスが無い提案を信じてはいけません。

少し強い言葉の様ですが、不動産に関しては素人であっても、現在の社会に関して・社会性や日本経済、世界の出来事に関心を寄せておけばある程度予測する事が出来ます。

特にいまの相場は、

不動産市場は日経平均株価に連動する。
株価も政治や国際情勢・国際関係に連動してる。

と捉えておけば、長期目線で読む事が出来ます。

私も、今後もお客様に寄り添った提案ご出来る様に、少しでもアップデートな情報を取り入れて怠らない様にしたいと思います。

まとめ

と、言う事で私の自己紹介を終わりたいと思います。

ここまで、読んで頂きありがとうございました。

これからは、ここまでにも出てきた様な事の他にも、関心事・不動産業界事情・趣味などなど色々なテーマに沿って書いていきたいと思います。

いま、色々と頭に浮かんだりもしていますが、おいおい出していくとします。

それではまた。












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