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自己紹介⑤(仕事経歴3)

こんにちは。

タイトルを書いていて思いました。
えっ、もう5回目、、、(4回目はこちら
タイトルも他に付けようがあるだろ、、、、

しかし、寄り道をしながら書いているとは言うものの、やはり自己紹介には変わりないので、しばらくこのままでいきます。お付き合いくださいませ😊

そして、今回は「キャリアアップの時代(後半2)ですが、果たして今回で書ききって終える事が出来るでしょうか、、、(本人もわからず)


キャリアアップの時代(後半2)


さて、前回までは、3回目のショック・東日本大震災で、仕事の価値観も人生観においても転機を向かえたと言う話をしました。

そして、仕事観においては、「不動産に求められる第一条件は、まず安心・安全でなければならない。」と言うものでした。

これが、仕事以外の部分にも繋がっていく事となります。

風水・スピリチュアル・地学・歴史

震災後、「安心・安全」と言うテーマを持って仕事に取り組み始めた私。
不動産営業においては、下記の様な見方に変わっていきます。

不動産の定義とは、土地と建物の事ですが、
「どんな建物かと言う事も大事だが、何よりも、どこに建っているかと言う事の方がもっと大事である。」

これは、いまでも強く思う事です。

震災後には、あらゆる耐震性を持つ建物が開発されたり、売り出されたり、注目を浴びました。
それはそれで、良い事ですが、土地や立地選びにしがらみがなくフリーな人は、まず、どこにするかの意識を強く持った方が良いのではと思います。

因みにまた余談ですが、マピオンと言う地図サイトがあります。
カーソルを調べたい場所の上で右クリックしてみてください。
海抜(標高)何mか出てきます。

当時は、これをクリックしまくって、自分の営業エリアで高台や津波も来なさそうな場所はどこかと調べたものです。

これを読んで頂いているあなたも機会があったら是非、やってみてください。

東京山手線内では、海抜20m 以上のエリアが少ないのです。
大体高いのは、新宿と池袋周辺。そして、平均して高いのが青山通りと春日通りです。この辺りが山の尾根を走っているんだなとわかります。

これだけの知識だけでも、ここから派生していろんな新しい予備知識を吸収出来ます。

そして、海抜(標高)に限らず、周囲より高台にある立地。
これは、東京都心部においては高級住宅地・そしてかつての武家屋敷や大名のお屋敷だった様な場所です。

昔から位の高い人やお金持ちは高台を好んだ事がわかります。

また、昔ながらの下町と呼ばれる地域には川が多く縦横無尽に流れているのが地図を見るとわかりますが、車が無い時代の物流などは「水運」中心だったので水辺中心に商業都市が形成されていた名残がうかがえます。

これだけも地図を見る楽しさがあると思いませんか?

もう一つおまけに余談を言いますと、「地名」も重要です。

いまや、コンクリートジャングルと化した東京一帯では、地形を感じ取れる様な場所はほとんどどありませんが、地名がそれを教えてくれます。

私は当初は防災や津波から逃れる観点で見たりもしていたので、やはり「さんずいへん」の付く地名は要注意などと見たりしていました。

わかりやすい例で言うと「津」と言う字ですね。
三重県の県庁所在地がそのものずばり「津」ですが、ほとんど「津」が付く地名の場所は海沿いです。

以前、何かの本で読みましが、「津」とは「みなと」と言う意味もあったとか。面白いのは、「会津」「大津」も「津」が付きます。
猪苗代湖も琵琶湖も海だったのでしょうか?(笑)

話が長くなりました。

でも、防災と言う観点だけでも、ここまで話・知識を広げる事が出来ます。
ここまでで既に、地学・歴史と言う分野に踏み入れております。

私は、そこで終わりませんでした。
風水です。

実は、風水は昔、学びの時代に本を読んだりして独学で学んだ事があったのです。きっかけは、2~3件続けて(件数の記憶が曖昧)買付申し込み後のお客さんに、風水を理由としてキャンセルされた事がありました。

当時は、なんだか腑に落ちないと言う思いしかなく、悔しくて、次回は何とかしてその断り理由を論破してやろうなどと思い、必死に知識を吸収したのでした。

しかし、それも無駄だなと感じる事になります。
結局、風水で不動産を探す人って、頼りにしている先生がいて、先生の数ほど流派があって、断り理由も限りなくあるなと、、、

それ以来、もう風水の事は忘れる事にしていました。

ところが、防災の観点で立地を見ていた矢先に、風水の資格がある事を知るのです。
風水って資格必要なの? 
誰でも名乗ればなれるんじゃないの?

誰もが思う当たり前の疑問を抱きながら広告を見ました。
要は、民間の団体が認定資格として設けている講座の案内でした。
しかし、占い師や風水師を輩出して送り出している様な団体だったので、興味が湧き、かつての蓄えた知識がいかほどか試したくなり勉強してみる事にしました。

一応、民間の認定資格と言えど、取得すれば、一定レベルの知識を持っている証明となり、なによりも、実践的に使える事はないかと期待してのものでした。

期待は裏切られませんでした。
むしろ、巷で言われている様な、よくテレビなどメディアで取り上げられる様なインテリア風水と言うものなどよりもずっと奥が深く、知識補完だけでなく、新たな知見を得られたと言う感覚です。

ここで、その内容まで触れるときりがありませんので、また別の機会に風水オンリーのテーマで書いてみたいと思います。

ただ、一つだけ書かせてください。
スピリチュアルにつながるきっかけの話です。

ここで質問です。
あなたは、自分が住んでいる地域で一番の立地はどこだと思いますか?

急にそんな事言われても、、、、ですよね(笑)

答えは、神社のある場所です。

思い出してください。
神社って階段を登っていくところ多くないですか?

木々が多く森みたいなのに、陽当たり良くないですか?

神社は大体、南向きか東向きに作られているそうです。そして、高台にある事が多いです。

それに何より、創建何百年・何千年と言うところが珍しくない。
建物は途中で建て替えがあったにせよ、地形やその立地は、この地震をはじめとした災害が多いこの日本で立派に現代まで残っていると言う事実。

長くなるので、ここでやめておきますが、神社の歴史や神社に祀られている神様まで辿っていくと、夜も寝れなくなるほど楽しいですよ。
時間がある人はやってみてください(笑)

そして、東日本大震災で注目されたのは、地震・津波だけではありませんでした。

放射能をはじめとした、健康被害などについてです。

別荘・多拠点生活・自活力

きっかけは、勿論、東日本大震災なのですが、放射能ってやはりみんな心配しましたよね。

後でも出てきますが、放射能が本当か嘘か。人工地震など、いろいろな陰謀論説がこの頃たくさん出てきましたよね。

ただ、放射能問題自体あるのか? ないのか? 答えがわからない中で、「無い」と信じ切ってその決断の元に行動出来た人っていたんですかね?
「ある」と言う答えを出した人ならなおさらです。

結局どうしたら言いのかわからず、自分の中でうやむやにして結論を出さず今に至ると言う人がほとんどなのではないでしょうか?

そんな中、我がファミリーは違いました。

「ある」と言う前提で動くべきではないのか?
福島であると仮定したら、東京では無いと言う事はあり得ない。
むしろ、日本全国・アジア全体もと言う俯瞰の中で行動しないといけないのではないかと言う空気がありました。

ちょうど、都心部のマンションを売却し、新たな購入候補の物件やタイミングを見計らっているところでした。

なんと、あらゆる災害が起こっても心配しないで済む立地を模索しはじめました。

いろいろ候補にあがりました。
当時、移住ブームで地震がほとんど無いと注目を集めていた岡山までマンションを見に行ったりした事もありました。

とは言え、現実的に仕事の面でも、東京を離れる事も、寂しさや躊躇もあり、「いざと言う時の為の家」と言う位置づけで落ち着き、八ヶ岳の麓にて購入する事になります。

いまでは、ほぼ別荘使いとなっていますが、当初は真剣でした。

それに、この時、風水で勉強した知識が活かされました。
別荘を購入するタイミングで、「方位除け」の祈願を受けました。
丁度、タイミングと方角が風水的には良かった事を覚えています。

そして、その方位除けの神社が新宿区四谷の須賀神社でした。
あの、ヒットした映画「君の名は」に出て来た、主役二人がすれ違う階段の場所がまさにそこでした。

「俺たちは、なんて先見の明があるんだ」と勘違いしたものです(笑)

と、言う事で、その後、八ヶ岳の麓まで定期的に往来する様になるのですが、当初は本当に何も無いなと言う感想だけでした。

しかし、時間が経つにつれ、その何も無いはずの場所が凄いなと感じる様になりました。

・別荘の玄関を出て約30秒程の場所から見える富士山や南アルプス、八ヶ岳
・陽が沈むと真っ暗になる中での満天の星空
・めちゃくちゃ美味しい駅前の立ち食いそば

綺麗な水と空気がくれた恩恵です。

それからは、こんなところで、自分で食物を育てられたいいなと思う様になりました。いまは、自然農を勉強しながら実践中です。

これまで、
20代の頃は「誰よりも稼ぎたい・特に同級生や同世代に負けたくない」
30代は「どこでも通用する様になりたい。事業を起こせる様になりたい」
40代は「0から稼げるスキルさえあれば困らない」
と言う様な流れでの考えや価値観がありました。

この震災や八ヶ岳での体験を機に、
「お金があっても食えなきゃしょうがない」
「稼ぎ出すスキルがあっても稼ぐ場所やニーズがなきゃしょうがない」
「価値観や社会の求めるものが変わるかもしれない」

そんな事を思い始める様になりました。

不動産相場・世界経済・政治・陰謀論

震災後に、そんな自分自身の価値観の変化がある中で、日本経済全体や不動産市場も復活の兆しを見せて、大分以前の様相を取り戻しました。

復興需要や東京オリンピックを控えてのオリンピック景気などもあり、復活どころか相場上昇の雰囲気です。

振り返って見れば、当時は一生懸命にインバウンドや株価回復を目指して政治や国全体で頑張っていましたね。

コロナ禍を挟みましたが、その頑張りの結果が今の不動産市場の上昇に繋がっているんですね。

と、万事いい話の様にも聞こえますが、ここで、最初の自己紹介の記事で書いた事を思い出してみてください。

「東京の不動産価格は、日経平均株価に連動する」

です。

当時は、一生懸命に経済回復でアベノミクスで株価回復の活動をしていましたが、ここに繋がるんですね。インバウンドもそうかも知れません。

少し、時代を先読みする事が出来れば面白いですよね。

もう、何となく年齢もバレバレの感がありますが、これまで、長年不動産業界に身を置いている中で、やはり何度かの不動産業界の好景気がありました。

ただ、面白いのは、不動産が好景気と一口に言っても、それぞれの好景気で、好調な分野が違うのです。

ハゲタカファンドブームがあった時はビルなどの大規模物件を組み入れる不動産ファンドだったり、インバウンドなども取り込んでみせたタワマンブームだったり、最近では、サラリーマン大家さんブームだったりと、、、

なので、全ての好景気の恩恵を受けている人はそうそういないのではないかと思います。

では、これに気づいていた私はと言えば、、、

想像にお任せします^_^


まあ、ただ改めて未来予測と言う事も大事だなと身を持って実感する事となります。

何故、こんな話をしたのか?

それは、未来予測をする為には、自分の殻、自身の普段のフィールドを超えた知見が必要だと実感したからです。

私は、この不動産の仕事を始めた時より将来の独立を目標としていましたし、向上心は人一倍だと自覚していますが、そんな私は、昔から読書好きです。

特にビジネス書、自己啓発書の類いが大好きでどれほど読んだかわかりません。

でも、読み続けていると、大体同じ内容の事ばかりと気づき、刺激を受ける事自体なくなってきます。

結局、わかった事は、ある程度の知識を得たら後は行動実践が大事。

一番しっくりくるのは、その分野で実績を残した人の話。

言われて見れば、確かに自分は不動産の本は買って読んだりまではしないなと、、、

つまり、新たな知識を得たければ、自分の範囲外の分野だったり、全く関係なさそう分野からヒントを得るなどと言う事が面白いと思います。

ここで、陰謀論の話が出てきます。
是か非か、賛か否かと言う話をするつもりではありません。

全くの自分の想定外、常識外の話の中から、そんな見方、目線があるのかと、示唆を得られる事が度々あるからです。

何故、そんな事を思ったかと言えば、それまでの自分の捉え方よりも腑に落ちたりしっくりくる感覚があったのです。

ここへ辿り着いたのも、風水だったり、地学だったり歴史などの知識を経ての話なので不思議なものです。

余談ですが、少し前にX(twitter)などを見ていると、フラットアース説なるものを目にしました。

ご存知ですか?
想像出来るでしょうか?

実は地球は平面だと言う説の様です。

バカな事言ってると思いますか?
私もそう思うのですが😆、、、

でも、きっと、ガリレオやコペルニクスの時代に生きていた人も同じ感情だったのかなと思いをめぐらすと何だか面白いですよね。

ある意味、自分もまだまだだなと、、、^_^

やっぱり時代を変えるのは変人なんでしょうね。

すみません、少しダラダラ気味に長くなりました。
陰謀論とは大げさ過ぎた表現でした。

そろそろ、まとめます。

つまり、今の不動産の上昇相場は、大分前から念入りに仕掛けられていた相場と見る事が出来ます。

そして、その恩恵を受ける事が出来る人はと言えば、株価上昇の恩恵と共に不動産相場を押し上げるのに貢献する人達。つまり、富裕層・投資家。

そして、その人達のお金も全体に行き渡り、政治にも環流されると言う事ではないでしょうか?

東京オリンピック誘致の結末は、ご存知の通り。
同様のものなのかと推察します。

もっと重要な事は、いまの不動産価格上昇の要因は、サラリーマンのお給料が上がって、マインドも上がり、消費欲も上がり景気が良くなって、住宅ローンの金利も下がり不動産を買いやすくなって、と言う流れのものではありません。

投資主導であり、円安による海外富裕層のニーズによるものです。

いつか、何かをきっかけとして、なし崩し的に相場が値崩れし、バブル崩壊と言うストーリーが考えられうるところが怖いと思います。

100%そうとは言いませんが、その様な目線や捉え方を持って置くと良いと思います。

自分の人生ですから、想定外なのでどうしようもなかったと言うセリフは言いたくないですよね。

原発問題の時もそうでしたが、「想定外をなくすのがあなた達の仕事だろ」と思ったものです。

想定外を無くす為にも、あらゆるモノの見方・捉え方を柔軟に取り入れておくのも身を守る為に必要かなと思う次第です。

4度目のショック

そんな話をしたばかりですが、想定外の4度目のショックが起きます。

身内の死、別れです。

丁度、震災より日常を取り戻し仕事もノッテ来ていた頃です。

幼少から小学生の頃にかけては、よく一緒に遊んだ年上の従兄弟(いとこ)が、50歳と言う若さで妻子を残して亡くなってしまいました。

あまりにも衝撃的過ぎたのを覚えています。
衝撃的過ぎて、言葉も涙も失ってしまいました。
死因はガンでした。

そして、その約一年後、今度は義母が亡くなりました。これも、突然の悲報でした。詳しく書くのは辛いのですが、孤独死に近い状態でした。

そんなに遠くない場所で1人暮らしをしていました。
何も出来なかった悔しさや後悔、少し前まで普通に接していた記憶。

色んな感情が入り混じり、現地に向かう電車の中で、自然に取り止めもなく涙が出て止まらなかった記憶があります。

そして、更にその半年後。
その義母のお悔やみをしていた実父が、亡くなります。

ガンの手術をして治って回復したと思っていた矢先でした。

一体、この時期はなんだったと言うのでしょうか?

仕事で色んな事があるよりもこたえました。
今でも、よく乗り越えられたと思います。

きっと誰でも経験する事でしょうけれでも、あまり多くは経験したくないですね。

震災等で価値観の転換機を向かえ、更にここでまた、、と言う感じでした。

改めて、
やりたい事はやっておこう。
人生、後悔の無い様に生きよう。
と思うのでした。

そして、独立の時代へ

そして、ここから新たな一幕、ステージを向かえる事になります。

ですが、前回よりかなり長くなりましたので、今回はここまでとさせて頂きます。

でも、今回でキャリアップの時代全編の自己紹介を終える事が出来ました。

ここまで、お読み頂きありがとうございました。

それでは、次回




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