V23 為になる本『チームX』
by 木下 勝寿
北の達人コーポレーション社長
一年で13倍の成果を出した自社の実話ストーリー
〜3部構成〜
第1部 最悪期から復活までの道のり
第2部 3ヶ月で4倍の異次元の成長の実話
第3部 企業業績6分の1まで落ちた原因
企業組織病と5つのポイント
要約のはじめに
今回は、再度読み返しによって得た全編の第1部の要約文をお届けします。木下 勝寿氏の著作本は第1作『時間最短、成果最大』は、現場での実証という裏付けがあり、現実感溢れる著作であったことから、即購入した。
※木下氏著作『時間最短化、成果最大化の法則』要約はこちら↓
では、本書「チームX」最悪期から復活までの道のりの要約です。
第1部、最悪期から復活までの道のり
《自力で飛べない鳥ほか》
双方が得になるビジネスモデル(定期購入)
顧客満足を最大限にするべく、800項目の品質チェック基準ルール
ミッションはびっくりするほど良い商品で世界のQOLを1%上げる
退職者続出という悪の循環
利益が出ない=付加価値が低い
利益は会社自身が世の中に生み出した付加価値のバロメーター
利益率の高い組織への変革
社員自らが動く風土への変革社長が新人教育に乗り出す(変革はTopから)
仕組みの変革
KPI指標(Key Performance Indicator)重要業績評価指標(全体最適化)同時に各人のKP指標の導入
・・・とりあえず頑張るか、
又は KPIの目標に合わせ仕事のやり方を変えるか!3ヶ月でメンバーを戦力化する研修プログラム作成
ex, 着眼法研修CPO(cost per order) 集客人数達成コスト
ex, 広告費が10万、集客が10人なら
CPO=1万円/人(低いほど利益は高い)媒体に合うクリエイティブ
ex, 目立つ広告 or 馴染む広告
Yahoo&instagram or Twitter & Facebook企業風土
mission|上述(社会に存在する意義)
Vision|日本を代表する次世代のglobalメーカーになる
(missionを達成するためのあるべき姿)
Value|オモシロイをカタチにしてありがとうを生み出す達人集団
(人材に求める基本的な考え方)
Credo|社員がとるべき行動指針部分最適と全体最適
数字は追われると苦しいが、追うと楽しいゲームになる
1日1000人集客宣言の達成プロセス
実行プロセスの武器
■教育の仕組み変革
■共通言語化(組織風土づくり)
■正義とは成果をだすこと役割
監督(全体最適)キャプテン(チーム力)エース(率先と教科書作)
kentakunte私見
昨今、組織病の主因に組織風土、世代間価値観の相違、教育のあり方などが注目され、その変革が巷の重要なテーマになっている。
一昨日の某銀行主催、商工会議所協賛の BIZ セミナーにおいても配布された資料は、講演レジュメを除けばほぼ全てが社員研修・新人研修・成人研修・BIZマナー研修のご案内パンフだった。
今や、日本企業の機能不全は、コロナやインフルエンザよりも恐ろしい
組織の病いとして認識されつつある。
その渦中に放った本書は、組織病打開と復活の実話ストーリーである。
論理的課題の発見から、復活までの時間軸に沿った内容が全て解放されている。
作者の出版の目的が読者を楽しませることではなく、日本の産業界が直面している人材不足を含め企業の機能不全という病いから抜け出す為の再現性のある実証から得たエッセンスを提供することで、各企業やチームの組織変革に活用して、復活を遂げる!を目的とされているからだろう!
脱帽!
そして、自社および顧客企業の活用を即実行に移す!所存なり!
第一部 おわり
第2部は次週出稿予定です。乞う御期待!
2024,Jan.14 kentakunte
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