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車内広告

皆さんは普段、どの移動手段を使われますか?

僕は住んでいる場所が都内なので、
車より圧倒的に電車移動が多いのですが、
電車に乗っていると多くの車内広告を目にします。

車内広告の多くは、
コピーライターさんが考えた短くも
伝わりやすい言わば"キャッチコピー"みたいな
ものでしょうか。

つまりは、コピーライティングする対象を
簡潔かつ具体性を持って表現しないと
いけないわけです。

私は職業上、都内に限らず関東近郊の
様々な鉄道に乗るのですが、
各社各路線、様々な趣向を凝らせて車内広告を
打っているなと思います。

色を鮮やかにしてパッと見の印象を強くしたり、
覚えやすい標語形式で記載したり、
男性にターゲットを絞っていることが分かりやすく
するように綺麗な女性を起用したり、、、

ここで、トップ画面にあるように、一昨年12月の
K王電鉄の車内広告を見てみましょう。
見つけた時は思わず失笑してしまいました。

意味がわかりません。
冬の高尾山が富士山なのであれば、僕は12月の
高尾山にkeenのサンダルで登ったことがあるので
富士山をサンダルで踏破したことになります。
僕、凄いじゃないですか。

清原果耶さんを使ったところで
これは許されないでしょう。
富士山にも、高尾山にも失礼な広告です。

さらに、どこの鉄道だったかは
失念してしまいましたが、以前こんな
車内広告を目にしました。

"刈り上げの高さは意識の高さ"

確かに自意識が過剰じゃないと異常な高さの
刈り上げにしようとは思いません。

敢えて不恰好な髪型にして自身を追い込み、
不利な状況、逆境の状況下でも這い上がるんだ
と言う強い気持ちを高い刈り上げからは感じます。

すなわち、僕はあの広告を通して
高い刈り上げの人は
逆境に立ち向かっていることを知れたわけです。

つまり、冬の高尾山は富士山と言うことも重ねて
知ることが出来たので、来年あたりにでも
keenのサンダルで富士山登ってやろうと思います。



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