アーティストにマウントを取られた話
僕はイラストを描いているが、当然ながら自分の作品をアートだと思ってはいない。
そもそもアートとは何か。
何かを作ること全てをアートだと捉えれば、アートと言っても良いのかも知れない。
また僕は日々技術の向上に努め、より良いものを創り出したいと考えている。その行動をアートということもできるかも知れない。
今回はもっと狭い「アート」についての話だ。
いわゆる感覚や感性の発露を大切にしている作品や作家たちについて。
現代アートやそれに心酔しているタイプの人たちが近いかも知れない。
もちろん、現代アートやそれが好きな人を否定したいわけではないが、一定数「アニメ系」や「商業作品」を貶してくる人がいることも事実だ。
先日、こんなことがあった。
アート好きのAさんとお酒を飲みに行くことになった。彼は子供の頃にアート教室に通っていて、学生時代に技術がもてはやされる美術に嫌気がさして絵を描くのを辞めたという人だ。
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